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松阪へ行く前にリサーチをしていると、市のHPの中に旧長谷川邸が日祝日のみ公開しているという情報を発見。車を停める松阪城からも徒歩で行けそうなので、寄ってみることにしました。
通りを歩いていると、空き地の向こうに濃いグレーという珍しい色をした土壁の建物が目に入り…それがお目当ての旧長谷川邸でした。受付で名前を記入して入ると、迎えてくれたのは何人ものスタッフの方たち。着ているこざっぱりした上っ張りは、藍の木綿。この家が代々商っていたのも木綿で、江戸にお店を出していたため『江戸店持ち伊勢商人』と呼ばれていたそうです。
順路に沿って観ていくと、次から次へと部屋、蔵、庭…と続き、本当に一軒の家?とみんな驚いていました。見取り図でざっと数えただけでも20以上の部屋に5つの蔵、3つの茶室。
約4700?という広大な敷地で、平成25年に長谷川家から市に寄贈されたとのことでした。
少し前に蔵から千両箱が新たに発見された時にも、すでに寄贈した家なのだからと気前よく市に委ねられたのだとか。お蔵の中が展示スペースになっていて、その金貨銀貨の一部も公開されていました。話のお上手な解説員の方が面白おかしくエピソードを語っておられましたよ。
今回はゴールデンウィークでお客が多かったためほぼフリー見学でしたが、通常は一緒に付いて解説をしているとおっしゃっていました。見どころの多いお屋敷なので、また改めて来てみたいなと思いました。
《オープン》
日曜日と祝日のみ。年末年始はお休み
《料金》 無料
《アクセス》
松阪城横にあるグラウンド(513ベーカリー・スタジアムという名前が付いてました)の前に、市営の無料駐車場があります。
そこから旧長谷川邸まで徒歩7分ほど。
また、松阪城跡・御城番屋敷・原口二郎旧宅も徒歩で観光可能。
駐車場から一番遠い原口二郎旧宅も10-15分です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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