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建物まるごとが植村冒険館。立派な施設である。
しかし老朽化が進み壁が落ちてくる危険性などがあり2021/09に引っ越しする予定。
■概要
出身の兵庫県には植村直己冒険館が所在する。
名前が似ていて紛らわしいが別団体が運営している。
北国ばかり冒険していたため展示物は年中氷と雪の背景になっており涼しい雰囲気になっている。
■感想
2021/08末に閉館するというので行ってきた。
東京都板橋区中宿というところにアパートを借りて拠点にしていたという。
中宿といえば場んでっとさんが大好きな板橋区立こども動物園がある場所である。
墓のある乗蓮寺にもよく遊びに行っていたので、板橋区は意外と狭いな?と思ったのだった。
著作権にとても厳しく、展示物の撮影は厳禁。
出入口に植村氏の巨大パネルがあり、そこで撮影者と一緒のスナップ写真だけは許可されている。
1Fは図書施設。
夏休みだけあって子供たちでいっぱいだった。
冷房もきいていて時間を潰すにはいい場所なのだろう。
図書は世界的冒険家ということで海外の大きな山の本ばかりが目立つ。
国内から始められる小さな登山の図書コーナーはないのか!と探したら、あった。
埼玉の山コーナー。
これだよこれこれ。
こういうのを求めているのだよ。
世界に挑戦などしたくはない。
手が届く範囲で一日だけの冒険がしたいのだ。
残念ながら貸出等はなし。
2Fは植村氏が冒険に用いた犬ぞりと犬の模型がある。
それを背景にして冒険の編集VTRが放映されている。
ガラガラなので前列に居座って視聴。
海外まで冬山登山するなんて変人だ、と思ったが意外と普通の人みたいだった。
そこらへんの埼玉の山にいそうだ。
植村氏は冒険の帰り道に死んでしまったそうだ。
埼玉の山ではダメだったのか。
冬山の、前も見えない吹雪の中で前進している映像を見たが自分が死なないと妄信してなきゃ不可能な行進だった。
何が植村氏をそこまでさせたのか皆目見当がつかないが、このチャレンジ精神は凡人では見習うのは難しいと痛感した。
物珍しい人が世の中にいるもんだと感心した。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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