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おかえるさんの成巽閣に対する口コミ

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おかえるさんのクチコミ
2024年04月15日に投稿されました。
ここを通る度に「お城みたいやけど、なんやろう?」と思っていた
正面入口
「つくしの縁」からの眺め
兼六園側の入口
成巽閣は前田家の奥方のために造られた御殿で、兼六園に隣接しています。
私は正門から入りましたが、兼六園にも赤い門の入口があります。
今まで車でここを通る度に、このお城みたいな海鼠塀に立派な門は何なんやろう?と思っていましたが、この日解決しました。

ちょうど兼六園の桜が満開だったので百万石通りは車が渋滞し、兼六園は人で溢れかえっていましたが、成巽閣の中は静かで優雅で別世界が広がっていました。
今は「前田家伝来 雛人形・雛道具特別展」(2024年2月8日~4月21日)が開催中で、観覧料は千円でした。
特別展のない時は700円です。

沢山あるお部屋や廊下は障子の腰板に書かれた絵に合わせて「亀の間」「蝶の間」「鮎の廊下」という名前がついていました。

特別展の雛人形はとても沢山展示されていて、特にお道具がミニチュアなのに本格的で見応えがありました。

「謁見の間」の欄間は檜の一枚板に花鳥を透かし彫りにしたもので、とても鮮やかで心を奪われる美しさです。

縁側に座って庭園を眺めると、とても心が落ち着きます。
お抹茶とお茶菓子があれば最高なんだけど。

広い階段を上がると、天井や壁、色使いに趣向が凝らされていました。

見どころは沢山ありますが、拝観料の千円がかなりお高めと感じてしまうのは、庭園以外、館内は撮影禁止なので満足度が下がってしまうからだと思います。
各所の腰板に書かれた絵や精巧な作りの雛道具、小鳥の絵が描かれたギヤマン、「謁見の間」の極彩色の欄間、「群青の間」のウルトラマリンブルーの壁、素敵だなぁと感動すればするほど、写真に撮って持ち帰る事が出来ないのが残念で仕方なかったです。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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