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初日の出を愛でに!
2021年 1月 1日(元旦) 天候晴れ時々曇り
新年明けましておめでとうございます!!
一昨日、関西地方にも数年に一度と言われる雪が降り積もり、初日の出を愛でる事が出来ないかも...と、気にかけながら大晦日の天気予報を見ていました。
そして、元日の天候は晴れです...の予報を聴き、午前3時30分に自宅を出ました。
肌を刺すような外気温-3度の阪神高速道路を目的地の『淡路SA(上り)』に向い車を走らせます。
『淡路SA(上り)』に行くには神戸淡路鳴門自動車道の明石海峡大橋を渡り、淡路ICを横目に進み、次の『東浦IC』で下り、そこをUターンをして上り車線を進み、『淡路SA(上り』に辿り着きます。
少々面倒です!
横目で見た『SA(下り)』の駐車場は車列が出来、満車の赤ランプが点灯していました。
午前4時過ぎの『SA(上り)』に着きましたが、ここの駐車場も、ほぼ満車の状態で、空の場所を探すのに少し手間取りました。
車を停め、SAの店内に入り、温かいコーヒー(自販機で)を頂き、ホッ...と、一息つきました。
窓越しに眺める外の風景・・・寒風が吹き曝し、植樹の木々もかなり揺れています。
対岸に見える神戸の市街と、明石市街の明かりがキラキラと、煌めき・・・明石海峡大橋を渡る車のヘッドライトと、テールランプが途切れなくつづく光景を暫くの間∼・∼眺めていました。
窓の外を三脚を持った人が行き交います。
私も、車に戻り三脚を持って…数日前からリサーチしておいた撮影スポットに向かいました。
そこで、三脚とカメラを持った若者に出合います。
私から“おはよう”...と、声をかけると、同じ言葉(挨拶)が若者からかえってきました。
三脚を設置しかける...と、彼も私の隣(適当なディスタンスをとり)にカメラを設置し始めました。
先ず、三脚を設置し、水平をとり、方位を磁石で117°に合わして∼・∼設定OKです。
店内に戻り、三脚が見える場所(カメラは持って入りました)を選び、冷えた体を温めていると、その若者も私の近く(自分のカメラが見える場所)に座りカメラを見守っているようです。
その若者は、対岸の明石から来たとの事、私も色々と話をしているうちに毎年初日の出を撮りつづけ、観光スポットのサイト❛たびかん❜に投稿している旨の話をした処∼・∼彼もスマホで❛たびかん❜のサイトを見つけたようで、暫くの間∼・∼私の初日の出の画像を見ているようでした。
東の空が薄っすら...と、明るくなってきました。
カメラを持って三脚のもとに向いカメラを設置、『SA下り』の観覧車を前景に入れる構図作りをします。
ピントは薄っすらと見える山の稜線に合わせ、パーマセルテープで固定します。
初日の出を愛でる人が徐々に増えかけました!
車に向い、仮眠しているであろう「かみさん」を起こしに行きます。
案の定、ダウンを頭まで被り眠っていました・・・窓越しにノックし、日の出の時間が迫って来たよ...と、知らせ∼・∼急いでカメラの元に戻りました。
暫くして「かみさん」が眠そうな顔でやって来ました。
徐々に明るくなってきました...が、金剛葛城山系の稜線上空には灰色の厚い雲が覆い被さり、太陽が顔を出すのが微妙な状態です。
後ろを見る..と、すごい数の人たちが東の空を見つめながら・・・出るか?、出るか?と、気を揉んでいる気配が感じられました。
7:02am...雲に覆われた僅かな隙間からオレンジ色の光が漏れ出してきました。
コロナ渦...です!
小さな歓声が聴こえてきます。
7:11am...予定より約5分遅れで、一筋の光が海面に向い放ち始めました。
7:22am...雲間から鋭い光のシャワーが降り注ぎ、周囲の空をオレンジ色に染め上げてきました。
その雲間の光は、ぐんぐん...と、勢いよく昇って行き・・・❝初日の出❞が顔を出し、拝めたのは…7:30amでした。
眩しく光り輝く陽が昇り、年の初めの慶びと、コロナウイルスが終息するように...と、願いを込めて・・・無言で祈りました。
そして、明るくなった『SA(上り)』の景色を数枚とりおさめ∼・∼家路に向かいました。
今年の我が家は、初詣と、えべっさんへのお詣りは次年に繰越す事にしております(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。