チョーわるおやじさん(非表示・男性・兵庫県)
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慌てず…急がず“スローライフ”の日々を「かみさん」と二人で楽しんでいます。
四季折々の風景や花々を愛でながら。。。
チョーわるおやじさんのいち押し観光スポット(407件中 1-4件を表示)
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初日の出を愛でに!
2021年 1月 1日(元旦) 天候晴れ時々曇り
新年明けましておめでとうございます!!
一昨日、関西地方にも数年に一度と言われる雪が降り積もり、初日の出を愛でる事が出来ないかも...と、気にかけながら大晦日の天気予報を見ていました。
そして、元日の天候は晴れです...の予報を聴き、午前3時30分に自宅を出ました。
肌を刺すような外気温-3度の阪神高速道路を目的地の『淡路SA(上り)』に向い車を走らせます。
『淡路SA(上り)』に行くには神戸淡路鳴門自動車道の明石海峡大橋を渡り、淡路ICを横目に進み、次の『東浦IC』で下り、そこをUターンをして上り車線を進み、『淡路SA(上り』に辿り着きます。
少々面倒です!
横目で見た『SA(下り)』の駐車場は車列が出来、満車の赤ランプが点灯していました。
午前4時過ぎの『SA(上り)』に着きましたが、ここの駐車場も、ほぼ満車の状態で、空の場所を探すのに少し手間取りました。
車を停め、SAの店内に入り、温かいコーヒー(自販機で)を頂き、ホッ...と、一息つきました。
窓越しに眺める外の風景・・・寒風が吹き曝し、植樹の木々もかなり揺れています。
対岸に見える神戸の市街と、明石市街の明かりがキラキラと、煌めき・・・明石海峡大橋を渡る車のヘッドライトと、テールランプが途切れなくつづく光景を暫くの間∼・∼眺めていました。
窓の外を三脚を持った人が行き交います。
私も、車に戻り三脚を持って…数日前からリサーチしておいた撮影スポットに向かいました。
そこで、三脚とカメラを持った若者に出合います。
私から“おはよう”...と、声をかけると、同じ言葉(挨拶)が若者からかえってきました。
三脚を設置しかける...と、彼も私の隣(適当なディスタンスをとり)にカメラを設置し始めました。
先ず、三脚を設置し、水平をとり、方位を磁石で117°に合わして∼・∼設定OKです。
店内に戻り、三脚が見える場所(カメラは持って入りました)を選び、冷えた体を温めていると、その若者も私の近く(自分のカメラが見える場所)に座りカメラを見守っているようです。
その若者は、対岸の明石から来たとの事、私も色々と話をしているうちに毎年初日の出を撮りつづけ、観光スポットのサイト❛たびかん❜に投稿している旨の話をした処∼・∼彼もスマホで❛たびかん❜のサイトを見つけたようで、暫くの間∼・∼私の初日の出の画像を見ているようでした。
東の空が薄っすら...と、明るくなってきました。
カメラを持って三脚のもとに向いカメラを設置、『SA下り』の観覧車を前景に入れる構図作りをします。
ピントは薄っすらと見える山の稜線に合わせ、パーマセルテープで固定します。
初日の出を愛でる人が徐々に増えかけました!
車に向い、仮眠しているであろう「かみさん」を起こしに行きます。
案の定、ダウンを頭まで被り眠っていました・・・窓越しにノックし、日の出の時間が迫って来たよ...と、知らせ∼・∼急いでカメラの元に戻りました。
暫くして「かみさん」が眠そうな顔でやって来ました。
徐々に明るくなってきました...が、金剛葛城山系の稜線上空には灰色の厚い雲が覆い被さり、太陽が顔を出すのが微妙な状態です。
後ろを見る..と、すごい数の人たちが東の空を見つめながら・・・出るか?、出るか?と、気を揉んでいる気配が感じられました。
7:02am...雲に覆われた僅かな隙間からオレンジ色の光が漏れ出してきました。
コロナ渦...です!
小さな歓声が聴こえてきます。
7:11am...予定より約5分遅れで、一筋の光が海面に向い放ち始めました。
7:22am...雲間から鋭い光のシャワーが降り注ぎ、周囲の空をオレンジ色に染め上げてきました。
その雲間の光は、ぐんぐん...と、勢いよく昇って行き・・・❝初日の出❞が顔を出し、拝めたのは…7:30amでした。
眩しく光り輝く陽が昇り、年の初めの慶びと、コロナウイルスが終息するように...と、願いを込めて・・・無言で祈りました。
そして、明るくなった『SA(上り)』の景色を数枚とりおさめ∼・∼家路に向かいました。
今年の我が家は、初詣と、えべっさんへのお詣りは次年に繰越す事にしております(*^-^*)
有終の美を飾る秋の❝再度公園〔修法ヶ原池〕❞を散策!
令和 2年11月22日(日) 天候:晴れ
落ち葉が舞い散る晩秋の再度山ドライブウェイを軽やかに車を走らせます。
私達の憩いの場所・・・❝再度公園〔修法ヶ原池〕❞は、秋を楽しむ有終の場所と決め、毎年訪れています。
「かみさん」の手作り弁当を持って...です!
今年は台風の上陸も免れ、六甲の山肌を彩る紅葉の木々も葉擦れや縮みの葉が少なく、赤ん坊の手のひらのような“もみじ”も可愛く葉を広げ綺麗に色づいていました。
秋晴れの日曜日です!
道沿いをハイカーの人たちがリュックを背負って秋を楽しまれている姿が多く見られます。
公園の駐車場に着き、ほぼ満車状態の中、運よく空いている場所を見つけ停める事ができました。
池の畔はもみじ狩りを楽しむ人や、ハイカーの人たちで大変賑わっていました。
先ずは、お弁当を広げる場所を探しますが、どのベンチも既に満席のようです。
旧ボートハウス前の広場を見渡すと、長椅子に座っておられる人の隣に空きスペースを見つけ、言葉をかけると、気持ちよく端により、私達が座る場所を空けて頂きました。
足元には枯れ落ち葉が積もり、周りを見渡すと、どの木々の葉も秋色に染まり、優しく降り注ぐ秋の陽ざしが色づいた“もみじ”を一層際立てていました。
お弁当を広げ、少し早い昼食タイム..です!
行楽弁当の中身は、おむすび...と、玉子焼き、かまぼこ、おしんこ等々…いつもお馴染みのお弁当ですが、優しい秋の陽ざしが降り注ぐ自然の中で食べるお弁当は…また、格別の味がします。
食事を終え、池の畔をめぐり..ます!
勝手知ったる処です...が、来るたびに新しいものに出合います。
湖面に突出た展望テラスの欄干に『Be Rokko』のイメージ看板と、その上に止まった“ミミズク”のオブジェが新たにつくられていました。
展望テラスに立ち尽くし、目に入る美しい秋景色を眺め、それをカメラに撮り収めておきます。
コロナウイルスが、猛威を振るう中…家族連れやカップルの人たちがキッチリと、マスクを着用し、広い野外の空間でも…ある程度のディスタンスを保ちながら笑顔で楽しんでいる姿が見受けられました。
この連休で“紅葉”の見頃は終わりを告げると思われますが、今年の“紅葉”は例年にない美しさで多くの人たちを楽しませてくれました。
くる年には、コロナウイルスも終息し、今まで通りの生活が訪れる事を願わずにはいられません。
良いお年をお迎えください(*^-^*)
秋景色に染まる比叡山延暦寺をめぐりました!
令和 2年11月19日(木) 天候:晴れ
聖なる山の比叡山は、大きく三塔の{横川(よがわ)地域・西塔(さいとう)地域・東塔(とうどう)地域に分けられ、それらの三塔を総称して比叡山延暦寺と言われています。
奥比叡ドライブウェイ(仰木ゲート)をくぐり、綺麗に色づいた樹々の紅葉を車窓から眺めながら∼・∼横川地域に向かいます。
途中びわ湖展望台に立ち寄り、眼下に広がる秋景色の向こうに広大な琵琶湖を眺め観る事ができました。
秋景色が広がるドライブウエイを走る事数分・・・横川の駐車場に到着。
横川地域は延暦寺三塔の中で一番北のエリアにあり、横川中堂を中心とする区域です。
巡拝受付を済ませ、順路に沿って散策路を進みます。
樹々の紅葉は見頃を少し過ぎており、落ち葉が彩る散策路を暫く進むと、右手に横川中堂の建物が見えてきました。
横川の本堂にあたるのが横川中堂で、見える佇まいは船が浮かんでいる姿に見える舞台造りと、鮮やかな朱塗りの建物が印象的でした。
散策路から見上げた姿も立派ですが、境内に進み正面に見る佇まいも素晴らしいものでした。
中堂から少し先に向かう...と、色とりどりの紅葉に彩られた『元三大師堂(四季講堂)』は、慈恵大師(元三大師)良源の住所跡でもあり、「横川のお大師さん」...と、呼ばれ多くの人たちに親しまれているようです。
堂内周辺には紅葉した樹々が彩り、絶え間なく参拝に訪れる人たちの姿がありました。
朱い鳥居の箸塚弁財天を拝礼し、今きた路を戻ります。
巡拝受付の傍らに設けられた仮設テントの茶屋で、お団子と草餅を戴きながら∼・∼暫し休憩...です。
その時、「かみさん」が目ざとく見つけたガラガラ抽選(無料)に挑戦し、それが大当たりでした。
景品は、お抹茶と和菓子のセットでした。
私も負けじとガラガラ...と、勢いよく回しましたが白玉がコロン...と、結果ハズレでした・・・(笑)
そして、次に向かったのは西塔地域内にある釈迦堂です。
美しい杉木立の中、柔らかい秋の陽ざしが差し込む小径を歩いて行くと、立派な建屋の釈迦堂が佇んでいました。
西塔には釈迦堂を中心に椿堂と、にない堂があります。
また、境内の参道脇には明智光秀の桔梗ののぼり旗が立ち並び、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の人気が窺えます。
私も毎週観ています。
そして、比叡山延暦寺(三塔十六谷)の中心で、総本堂の根本中堂、大講堂、阿弥陀堂、東塔などの重要な堂塔が集まった東塔地域に進みます。
巡拝受付を済ませ、大講堂に向かう緩やかな坂道の参道に枯れ葉が可愛く彩り、伝教大師の教え「人隅を照らそう」の石碑の向こうに大きくて立派な大講堂の佇まいが見えてきました。
大講堂は僧侶の学問修行の道場で、大日如来を本尊とし、その左右には比叡山で修業した各宗派の宗祖が祀られていました。
境内の一画に一際目立つ鐘楼と、その中には立派な梵鐘があり、一突き50円で打ち鳴らすことができます。
世界遺産の中で打ち鳴らせるのは得難い経験と、私も一突きしてきました。
本尊にお参りをすませ、次に法華総持院阿弥陀堂と東塔への参拝に向かいます。
総本堂の根本中堂は現在改修中のため、今回は断念しました。
大講堂から緩やかな坂道参道を進み∼・∼急な石段を上って行くと、左手に色鮮やかな朱塗りの法華総持院東塔と、檀信徒の先祖回向の阿弥陀堂が正面に、凛々しく佇んでいました。
そして、お堂前にある水琴窟に耳を傾け、美しい響きを聴く事もできました。
参拝を済ませ、広い境内をひとめぐりし、戻りの参道を歩いて行きました。
改修中の根本中堂(総本堂)を拝観できなかったのは残念でしたが、世界遺産の比叡山延暦寺をめぐりながら悠久の歴史と、色鮮やかな秋の自然風景を愛でる事ができました(*^-^*)
拝観時間及び巡拝観料
巡拝時間:横川及び西塔地域 9:00~16:00
東塔地域 8:30~16:30
巡拝観料:大人/1,000円・中高生/600円・小学生/300円
(国宝殿の拝観は別料金です)
アクセス
車(ルート1):京都東IC⇒藤尾南ランプ→西大津バイパス(仰木雄琴IC)⇒県道315号線を進むと、奥比叡ドライブウェイの仰木ゲートです。
(ルート2):京都東IC⇒西大津バイパス(近江神宮ランプ)~約4㎞進むと、田の谷ゲートです。
比叡山延暦寺に車で拝観するには比叡山ドライブウェイを使うか、びわ湖大橋・おごと温泉方面から奥比叡ドライブウェイを通るコースです。
ドライブウエイの営業時間:7:00~23:00(冬季期間12 月~2月まで 9:00~19:00)です。
奥比叡、比叡山ドライブウェイの通行料は各ドライブウエイの公式サイトを参考にして下さい。
※ これら2つのドライブウェイの通行料は現金のみで、延暦寺の拝観料を合わせると、かなりの金額になってきます。
各サイトを調べると、割引の特典もあるようです。
ケーブル
三条京阪(京都出町柳)⇒ケーブル比叡駅→ロープウェイ比叡駅→比叡山山頂(比叡山内シャトルバスで山内各所に行けます。
ケーブル料金:大人往復 1,660円・小児/830円
自然との一体感を楽しむ秋の≪けいはんな記念公園≫を散策!
令和 2年11月14日(土) 天候:晴れ
自然と調和をコンセプトにした≪けいはんな記念公園≫の中に、文化を拠点としてつくられた日本の里…❝水景園❞を訪ねました。
公園面積の60%を占める自然林と、大きな池(永谷池)をめぐる周遊路は森の池際をめぐる約1.2㎞と、四季折々に庭園を飾る花々や木々が美しい光景を楽しむ事が出来る公園です。・・・(HPより引用)
メインの建造物は、延長123m・幅4m…そして水面上10mの〘観月橋〙で、中秋の名月がとおる軌道に沿って架けられた橋だそうで、その歩廊橋からの眺めは壮大で、目線の高さで観える巨石群や、美しく色づいた紅葉谷を眼下に望むことが出来ました。
また、少し遠くに目を移すと、永谷池と、下流の小さな池を繋ぐ水景棚に造られた水盤が、棚田に水を張ったように美しい景観を作りだしていました。
〘観月橋〙の上から観た紅葉谷へと向かいます。
彩る散策路・・・小川に映り込む“紅葉”と、点在する小滝とが織りなす造形の美に秋の陽ざしが降り注ぎ、ほどよく色づいた秋色の回廊を歩きながら‘ゆっくり’と、流れる時間に…癒しと寛ぎを感じる事ができました。
秋色に染まった紅葉谷をめぐり終え、竹林の小径に向かい歩いていると、沿道に趣ある茅葺屋根の『あずまや』が佇み、錦に染め上げた“もみじ”が彩る陽だまりの中に秋を楽しむ人たちが集い、楽しく談笑されてる姿が見えました。
竹林の小径から∼・∼水の景色を楽しむ水景棚に点在する小島をめぐり、彩る“もみじ”を愛でながら…対岸に向かう飛石を渡り、池を展望する水上舞台に向かいました。
舞台の上から湖面を覗くと、人馴れした錦鯉たちが大きな口を開けて群れており、子供たちがその鯉に餌(有料)を与えていました。
鯉たちが、我先に餌を取り合うしぐさ面白いのか、何度も餌を投げ込んでいました。
水上舞台から少し離れた処に日本の原風景を表現した里棚田があり、猫の額ほどの小さな田んぼの中に藁を束ねた«つぼき»が並べられていました。
昔々に見た景色に思いを馳せ、ふと懐かしさが込みあげてきました。
その棚田の傍のあったベンチに座り、暫くの間∼・∼黄昏ていました。
色とりどりに染まる木々を眺めている...と、後ろの里棚田から子供たちの元気な声が聴こえてきました。
藁で組み上げ、子供たちが入れるように作られた«つぼき»に出入りしながら燥ぎまわるペアルックの3兄弟、その姿がとても可愛くて、親御さんの了解を得て❛パチリ❜...と、一枚撮らせて戴きました。
∼・∼・∼・∼・∼・∼・∼・∼
帰路に向かいます。。。
土曜の昼下がり、里山の自然と、日本庭園の美しい秋景色を「かみさん」と二人…‘ゆっくり’楽しむ事ができました(*^-^*)
利用案内
芝生広場への入園料はいりません。
水景園(入園料):一般/200円・小、中学生/100円
60歳以上は無料(年齢確認あり)
施設等
トイレ、休憩施設は随所にあります。
自販機:休憩施設の周辺にあります。
駐車料金(普通乗用車):400円/回
利用時間:午前8:00~午後5:30まで。
アクセス
電車:JR祝園駅&近鉄祝園駅より、路線バスで約9分
近鉄学研奈良登美ヶ丘駅より路線バスで約14分
車:京奈和自動車道「精華学研IC」~精華大通りを西に約1㎞
≪一休さん»ゆかりのお寺❝酬恩庵 一休寺❞の秋景色を愛でに!
令和 2年11月14日(土) 天候:晴れ
宇治より少し南にある京田辺の地に〘一休禅師〙が、63歳で再興されたお寺です。
このお寺は、恩師に酬いる意味で❝酬恩庵❞と命名し、ここで後半生の25年間を過ごされた事から〔一休寺〕の通称で親しまれています。
❝酬恩庵❞と深く刻まれた石標を横目に〖総門〗をくぐり、幾何学模様の石畳がつづく緩やかな坂道参道を進むと、両脇に程よく色づいた“もみじ”の回廊と、綺麗に刈り込まれた“サツキ”が配され、その裾には美しい緑の苔庭が広がっていました。
朝陽に照る参道を暫く進む...と、その先には拝観受付がありました。
受付の前には〔一休寺〕見所の一つ、三本杉がありますが、現在の木は昭和40年に植え替えられた2世の杉だそうです。
「一説によると、〘一休禅師〙、〘蓮如上人〙そして、『蛭川新衛門』の3名が一本ずつ植えられた」とも言われているそうです。
参道を右に折れ、少し進むと天皇家{菊花の御紋}を彫り込んだ門扉があり、その先には〘一休禅師〙が眠る《宗純王廟》がありました。
〘一休禅師〙は後小松天皇の息子でである事から、この廟は宮内庁が管理されているそうです。
すかし彫りの御紋の隙間からそっと覗くと、手入れされた枯山水の美しい庭と、清楚な御廟所が佇んでいました。
【本堂】と、〚開山堂〛にのびる石畳の参道を進むと、ほんのり色づいた“もみじ”が覆い被さる回廊に木漏れ日がさし、敷き詰められた緑の苔庭とが織りなす風雅な秋景色が広がっていました。
さらに参道を進むと、【本堂】に向かう中門があります。
門をくぐり∼・∼左を見上げると、入母屋造りの『鐘楼』が目に入ります。
目を凝らして眺め見る...と、屋根裏の構造は立派な袴腰造りで、力強い美しさにみちていました。
その先には、趣のある檜皮葺きの【本堂】と、〚開山堂〛が佇んでいました。
それらに寄り添うように彩る“もみじ”の木々たちが秋の風情をつくりだし、癒しを醸し出す光彩の中を「かみさん」と二人・・・順路に沿って‘ゆっくり’と、散策をつづけて行きました。
〚開山堂〛の少し奥、池の畔に小さな橋があり、その袂に「このはしわたるな」の立て看板が、ありました。
一休さんのとんち話(橋(端)を通らず真ん中を通る)...と、言う説話を模した橋でした…(笑)
境内をぐるりと巡り、次に訪れたのは僧侶の住居である[庫裏]と、«方丈»です。
『唐門』をくぐり[庫裏]中に…囲炉裏の傍にある虎の衝立が目につきます。
この屏風に関する説話も有名で(将軍・足利義満が出した無理難題?を、一休さんが、とんちを使って上手く切り交わす)と、いう話でしたね!
渡り廊下を通り、≪名勝 方丈庭園≫に進みます。
一際美しい南庭は、北側の斜面に“サツキ”の刈り込みを配し、西側には大きな蘇鉄が植えられ、その前には綺麗な白砂が水面のように敷き詰められていました。
縁側に座り、暫く…美しい庭を眺めていました。
北庭は枯滝落水と呼ばれる蓬莱庭園があり、東庭には十六羅漢の遊戯を擬えた美しい庭が作られていました。
清澄さが漂う…北、東、南3面の庭を≪禅苑庭園≫と言われているそうです。
≪方丈≫の中央には〘一休禅師木像〙が安置され、隣の部屋には「狩野探幽済守信」の筆による襖絵が描かれていました。
目にした襖絵は複製画で、本物は宝物殿に収蔵されているそうです。
∼・∼・∼・∼・∼・∼
美しい境内をすべて巡り終え、振り返りながら色づいた“もみじ”の参道を戻って行きました。
一休さんも眺め観たであろう美しい秋景色をめぐり、‘まったり’...と、した癒しのひと時を過ごさせて戴きました(*^-^*)
拝観料及び営業時間
拝観料(宝物殿含む):中学生以上・500円 小学生・250円
営業時間:9:00~17:00 宝物殿:9:30~16:30
定休日:なし(年中無休)
駐車場:普通乗用車300円/台
アクセス
電車:JR学園都市線「京田辺駅」下車…徒歩約15分
近鉄京都線「新田辺駅」~京阪バス「一休寺」下車、徒歩4分
車(大阪方面~):第二京阪道路「枚方学研IC」を降り、国道307号線を京田辺市街方面に約5分…「一休寺」の看板を左折、すぐです。