特別史跡 旧閑谷学校の口コミ一覧（９〜１０点）

閑谷学校

岡山県では、紅葉の名所として知られていますが、緑の中の閑谷学校も良いものです。

江戸時代に、岡山藩の池田光政公が庶民のための学校として備前市閑谷に作った学校です。

無料の駐車場に車を止めて、歩いてゆくと石垣の塀の向こうに講堂が見えてきます。石垣は、かまぼこ型をした見事な石垣です。草などが生えないようにと隙間がない作りになっています。個人的には、この石垣を見に訪れたといってよいほど好きな石垣です。
大人４００円　小中学生１００円　６５歳以上２００円の入場料を払って敷地内に入ると、広々とした庭の中に国宝の講堂があります。外観はお寺のような講堂ですが板張りの学問を行う道場といったところでしょうか。屋根瓦は、備前焼で作られています。無駄なものがなく学びやすい環境が作られています。
現在も研修プログラムを利用した講堂学習が行われています。

国宝の講堂を見学するだけではなく体験できる文化財です。

車で行きました。
道も広く看板があちこちに出ているので迷うことはないでしょう。
駐車場は広く無料。
山の中にポツンとホントに学校しかありません。
昔の資料を見ると今の状態とほとんど変わっておらず昔に思いをはせることができます。
世界遺産に登録を！！みたいな署名を募っていましたが個人的にモラルのない観光客が増えるより今のままの、のどかな雰囲気を保っていてほしいなと思いました。

全然観光地化はされておらず、食事は小さな喫茶が一軒だけありました。
ここだけのお土産もなかったです。
そこもまたいいです。

閑谷学校はＪＲ吉永駅から徒歩３０分ほど。車のほうが便利ですね。遊歩道が整備されていて、お天気がよければ気持ちよく散策出来ます。梅の季節は特にいいですよ。
講堂は外から内部を見られますが、立派な建物です。幕末に活躍した大鳥圭介もここで学んだそうです。中庭にはアヒルがいました。