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こまどりさんの名古屋城に対する口コミ

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こまどりさんのクチコミ
2013年08月27日に投稿されました。
昔は離宮だった!?
本丸御殿の襖絵:ジャコウネコ
本丸御殿の襖絵:トラ
本丸御殿:上段之間が見える
一番大きな石、清正石
お籠
正門
土日祝に行なわれているボランティアガイドの方に付いて見学しました。一日数回、決まった時間に正門のガイドの表記のところに集合すると、予約なしで無料のガイドさんが案内してくれます。マイペースでどんどん進むことはできませんでしたが、聞かなければ分からない解説や豆知識を教えてくれるので、とてもためになりました。

いま名古屋城で人気だというイケメンの「おもてなし武将隊」のショーの開始時刻とガイドの出発が重なったのですが、「ショーの初めの部分だけみんなで見ていきましょう」と言って下さる親切なガイドさんでした。内容はほとんど見ていませんが、にぎやかな演舞のようでした。

ガイドさんのおかげで、空襲の時のB29の経路の関係で焼けた建物と残っている建物があること、屋根は銅板なので年月とともに緑青がついて独特の色になっていること(あの色ふしぎだったんです)、金のシャチホコにはオスとメスがあること(歯や鱗の数、目の表情などが違う)、お堀はもともと水のない空堀で、石垣をよじ登っている間に銃眼から攻撃するように作られていることなどが分かりました。

修復中の本丸御殿は、完成している玄関と表書院が公開されています。真新しいヒノキの香りにいやされました。
いくぶん金ピカすぎる気のする襖絵は、威圧感のあるトラから、もふもふしたペルシャ猫のような生き物(係員の方に伺うとジャコウネコ)まで、目を奪われるような世界です。表書院は謁見に使われた場所とのことなので、こんなところに通された客人は圧倒されて腰が抜けたに違いありません。
ガイドさんはこの御殿の屋根に使われた「こけら」(薄い木の板)と竹製の釘のサンプルも持っておられ、間近で見せてもらえました。

石垣の石にはだれかがイタズラした落書きのような模様が刻まれているものがちらほらありました。幾人もの武将が担当して作られた石垣なので、苦労して運んできた石が他国のものと混同されないよう、自分たちでしるしを彫りこんだ刻紋だとのことでした。

天守の最上階の展望室からは、関ヶ原も見えました。下の階は歴史や当時の暮らしが分かる展示室になっています。体験コーナーも幾つかあり、石垣に使われたようなサイズの石を実際に引いてみたり、お籠やシャチホコに乗って記念撮影することもできるようでした。

*アクセス*
名古屋駅の8番バス乗り場から出ている観光バス、メーグルが便利です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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