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odawaraあっちゃんさんのクチコミ
2009年10月15日に投稿されました。
両脇にお土産屋のある長い階段を頂上まで登る、たどり着きます。（一緒に行った妊婦の従妹が、上まで行くのを諦めた程の長い階段です。）ご存知の通り、鶴ヶ城が一望できるだけあって、さすがに小高い場所にあります。上に行くと、まず、サザエ堂という建物があります。サザエのような形をしていて、入り口から入って坂を上って行って、頂上まで着くと、下り坂になります。同じ通路を通らずに下の出口までたどり着くという、不思議なお堂です。（単に、二重の立体構造になっているだけなのですが）鶴ヶ城の一望できるという丘は、会津一帯を眺める事ができ、まさに絶景です。ただし、その眺望がゆえに歴史上有名な、白虎隊の切腹があったと思うと、無念の一言では片付けられない程の複雑な思いが残ります。その岡の傍らに、白虎隊のお墓があります。さらに少し離れた場所に、一つだけひっそりとお墓があります。これは、切腹の時に死に切れずに生き延びた若き志士のお墓です。晩年、その事を恥じながら生き続けたそうです。歴史上の惨劇が起きた場所だと言うことを思うと、単に眺めの良さをを楽しむだけで済ます事はできません。現代の人間の考えでは計り知れないかもしれませんが、色々な事を考えさせられる場所でもあります。（行ったのが、１０年近く前の事ので、記憶があいまいな所もあるかもしれませんが、ご了承下さい。）
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
