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mimikoさんの白川郷に対する口コミ

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mimikoさんのクチコミ
2018年11月04日に投稿されました。
旅好き、電車好きの私が珍しく、家族と一緒に車で行った、これから紅葉の見ごろになる白川郷を紹介します。(もちろん車の運転は夫におまかせ)

白川郷岐阜県内の庄川流域の呼称であり、大野郡白川村と高山市荘川町(旧荘川村)および高山市清見町(旧清見村)の一部に相当し、白川村を「下白川郷」、他を「上白川郷」と呼ぶそうです。
白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。独特の景観をなす集落が評価され、1995年には五箇山と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
というようなことはあまりにも有名でご存知かと思います。

私が訪れたのは、今よりちょっと遅めの時期で紅葉が見頃でした。
紅葉の美しさはもちろんですが、やはり白川郷といえば合掌造りの集落。
聞けば、茅葺き屋根の茅とは、屋根を葺く草の総称。茅葺き屋根のかたちは切妻と言われ、かつては屋根裏を養蚕場として利用していたそうです。
家の中で蚕を飼っていたの?と子供たちは興味しんしん&こわごわで屋根裏を見学していました。
角度の急な切妻屋根が特徴で、屋根の形が合掌した時の手の形に似ていることから合掌造りと言われるそうです。全然知らなかったし、正直ピンときませんでした。

驚いたのは、合掌造り集落は、地元の人々が実際に生活をしている集落だということ。もちろん観光用に保存され、見学出来る集落も有りますが…。

ただ、この日本古来の文化というか風土も、過疎や高齢化に伴い、葺き替えなどの手入れをして維持することが、個人では難しくなっているとのこと。
白川郷は世界遺産、観光地として有名なので、多くの人に支えられて維持されていますが、全国的には、手入れされずに放置されたままの茅葺きの家も多いそうです。

休日のレジャーとして、一つの観光として訪れている私たちですが、そこにある歴史や文化の本質をちゃんと考えるのも必要なのだろうな…。

とはいえ、あまり真剣にガチガチになるのも問題。
ある意味、白川郷のように観光化から世界遺産になったことにより、多くの方や団体、組織により守られ、維持される文化、風土もあるのだから。と言い訳かもしりませんがそんなことを考えさせられた旅でした。


最後に、車で行くにしろやっぱり遠いですよね。
冬、雪の白川郷も素敵なのでしょうが、自家用車で行くにはいろんな意味でリスクだししんどいですよね。(雪道の運転は、怖い怖い!)でも一度は見てみたいと思います。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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