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11月3日文化の日は金沢市民は無料で入れるので行ってきました。
入口から一歩入るなり、総合受付は黒山の人だかりでびっくりです。混雑緩和のために1ヶ月半休館してリニューアルオープンというニュースを数ヶ月前に聞いたのに、全く緩和されている気がしません。
県外からいらした観光客の方々には申し訳ないですが、金沢市民の受付は別に設置されている上にガラガラですぐにチケットを手にする事ができました。
しかし、お目当ての地下のプールは2時間待ちというのが聞こえてきました。とてもそんなに待てないのでパスしてプールの地上部だけ見てきました。こちらはすぐに入れました。
プールの地上部はかつては無料ゾーンだったのに、いつしか有料ゾーンになっていました。
プールを覗くと入場制限のせいでプールの地下部分は5,6人ずつ入ってきて、写真を撮って、しばらくすると誰もいない時間があり、また6人ほど入ってきて…という感じでした。誰もいない時間が長くて効率が悪いです。中に人が居てこそ楽しい作品なので、誰も居なければただのプールに見えます。
次に有料ゾーンの番号のついた部屋も順番に回りました。相変わらず凡人には理解不能のシュールな作品が続いてテンションが下がりました。
お金を払っていなくてもがっかりなのに、あれだけの列に並んでチケットを買って、お目当てのプールを見ようと思ったら2時間待ちで、作品がこれかぁ。自分が観光客だったらお怒りモードです。もちろん見る人が見れば興味深い作品なのでしょう。
せめて加賀友禅をモチーフの人気の壁画の前で写真でも撮ろうかな~と思ったら、透明の仕切りがあって向こう側に行けない…。
諦めて新しく出来た国立工芸館に行く事にしました。
帰りにまた21世紀美術館の前を通るので、だいぶ時間もたった事だしと思って様子を伺うと、相変わらずの人の多さ。なので今度は反対の市役所側の入口から入ってみました。
するとやっと加賀友禅モチーフの壁に辿り着く事ができました。ポップな壁を背にロッキングチェアに座ってみてハッと気付いたのですが、屋上に「雲を測る男」が見えました。正面からだとよく見えなかったんです。よかった、よかった。
そしてもう一つ。見たいと思っていたのに忘れていた「村上慧 移住を生活する」の部屋がありました。
発泡スチロールの家を担いで移動(移住)して歩く村上さんの日記や絵が展示されています。絵はとても繊細なタッチで描かれていて、日記も興味深いものでしたが全て読もうと思ったらとてつもなく時間のかかる量でした。無料ゾーンなのでまたちょくちょく見に来たいなと思いました。
ほんとはこの美術館の敷地内のどこかに村上さんが手作りハウスで暮らしているのかと思って見てみたかったのですが、居なさそうでした。村上さんは今どこに?
結局、今回もプールの地上部以外でいいなと思えたのは無料ゾーンのものばかりでした。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。