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鹿児島県知覧特攻平和会館は、第二次世界大戦末期の沖縄戦に戦闘機で敵艦に体当たり攻撃をした特攻隊の資料を通して平和を考えながら特攻隊員の遺徳を静かに回顧する場所として貴重な場所です。
特攻基地として有名な知覧は、数多くの特攻隊が出撃した陸軍の特攻基地です。
特攻基地は、九州全域はもちろんですが台湾などからも出撃しています。
この知覧から最も多くの特攻隊が出撃しています。
ずっと気になっていた所でしたが、行くと気分が重くなりそうで行くかどうしようか迷っていました。
思い切って行くと、行って良かった行かなければならない場所でした。
語り部の方の講演を聞くことも出来て貴重な体験が出来ました。
知覧特攻平和会館内は、一部を除いて撮影禁止です。
館内は、特攻機や遺書・手紙などの展示があります。
遺書などを読んでいると、胸が熱くなります。
そして、深く考えさせられます。
海底から引き揚げられた無残な姿をしたゼロ戦が展示されています。(撮影可能)
改めて戦争の悲惨さを教えてくれます。
若き特攻隊員の英霊コーナーでは、1036柱の隊員の遺影を掲示しています。
戦死者1036名のうち439名が知覧から出撃しています。
知覧から出撃したのは、陸軍で「隼」戦闘機での出撃です。
零式艦上戦闘機(ゼロ戦)は、海軍の出撃機だそうです。
外国人に「特攻隊」と言っても通じなくて「神風」と言ったら通じるといった話まで盛りだくさんの体験ができる施設です。
開 館 日 : 年中無休1月1日~12月31日
開館時間 : 9時~17時(入館16時30分)
入館料金 : 大人500円 小・中学生300円
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。