種差海岸の口コミ一覧（９〜１０点）

種差海岸は、青森県八戸市最東部に位置し、太平洋に面する海岸。三陸復興国立公園内にあり、国の名勝に指定されています。

種差海岸駅周辺には天然の芝生におおわれた段丘面が広がり、太平洋の眺望とあわせ開放的な景観であり、波打ち際まで天然の芝生が敷き詰められた、三陸復興国立公園・種差海岸を代表する景観といえるでしょう。

今回は、青森から八戸、久慈、宮古と巡る旅の途中で立ち寄りました。
鉄道やバスの公共交通機関で移動したので、時間の都合で種差天然芝生地しか見られなかったけれど、
今まで見たこともないような、素晴らしい自然、光景でした。

所在地　　青森県八戸市大字鮫町字棚久保
アクセス　自動車：八戸駅から40分、八戸市中心街から30分、八戸久慈自動車道種差海岸階上岳ＩＣから10分
鉄道：ＪＲ八戸線種差海岸駅から徒歩3分
バス：種差海岸遊覧バスうみねこ号「種差海岸インフォメーションセンター」下車

私のような公共交通機関で移動する旅行者にとっては「種差海岸遊覧バスうみねこ号」はとってもありがたい存在です。

3月、八戸市の国指定名勝・三陸復興国立公園　種差海岸へ。
八戸市街から八戸水産科学館マリエントへ向かい、そこから南下するように種差海岸観光のスタートです。

種差海岸を楽しむには3つの方法があります。
海岸線に沿った遊歩道を歩く。
JR八戸線を使って散策。
県道1号線を車で走って。

遊歩道を歩くのが種差を楽しむ最高の方法なのでしょうが、総延長は12ｋｍもあります。私は県道を車で走り、今回は3ヵ所を重点的に楽しみました。

まずは葦毛崎展望台。駐車場に車を停めて展望台へと歩きます。展望台へ続く遊歩道からの景色はまるで西洋の古城や砦のよう。展望台からの眺めも良いのですが、私は展望台の姿がとても素敵だと思いました。
展望台からは今回は行かなかった鮫角灯台の姿も見えました。

次に車を停めたのは大須賀海岸。2.3kmも続く広い砂浜で南側は海水浴場になっているようです。
鳴砂の浜でもある綺麗な砂浜です。波打ち際まで歩いてその景色と貝殻拾いを楽しみました。

最後は種差天然芝生地へ。昼食に旅行誌にも紹介されていた海鮮丼（大間鮪など青森の素材にこだわった）と伝統料理の「いちご煮（ウニやアワビのお吸物）」のランチセットを楽しみました。これも種差へ向かった目的の一つでもあります。

天然芝生地は芝生の緑と空と海の青さのコントラストが美しい場面が有名だと思いますが、私が行った3月はシーズン前だったようで茶色い枯芝の地面が広がっていました。
その季節になれば渚の花々も楽しめる場所で、湿地に咲く花や高山植物まで見ることができるようです。
今回は花も芝生もありませんでしたが、3月にしては暖かい日差しと海風が気持ちよくて長居したくなる場所でした。

最後にインフォメーションセンターを見て、今度は花の咲く時期に来ようと誓って帰路につきました。

印象的だったのは白い砂浜と大きな岩と強めの波でした。秋だったのですでに寒く、泳ぎはしませんでしたが、泳がなくても景色だけで十分楽しめる海岸です。人混みのある海とは違ってゴミなども打ち上げられておらず、夏じゃなくても似合う海だと思います。波に関してはけっこう強めだったので、大きな岩にぶち当たる荒波は時間が経つのを忘れるくらい心を魅了する迫力・雄大さがありました。

海岸とは一言で言い尽くせない、大自然の産物です。広大な海と、ここは海岸沿いに広大な芝が広がっていて、その映画に出てきそうな情景に車で通りかかると思わず降りてみたくなってしまいます。夏に来ればここの白浜は、サーファーや若者で大賑わいですね。夜はナンパスポットでしたが現在はどうでしょう。キムタクとか来てサーフィンをしたという話もありましたが、疑うよりここなら納得です。それ位、海が好きな人が来れば種差海岸一体に魅了されると思います。展望台のようなところがあって太平洋が一望できる絶景スポットもあって、一見の価値ありです。観光で八戸や三陸に行った際には心に残ると思います。

八戸方面の海沿いを車で走ると迷わずに行くことができます。海岸なのにも関わらず、芝生のように海岸は柔らかい緑の草に覆われたいました。一望海なので景色がよく、とても広いので天気の良い日にはピクニックにも最適です。ラケットなど遊具を持ってくることをおすすめします。
少し行くと砂浜もあり沖縄の海のようにとてもきれいでした。青森にいるとは思えません。海に自由に入ることもできます。キャンプをしているかたもいました。
裸足であることとても気持ちよかったです。敷物は必須です。子連れで遊ぶ方は着替えやバスタオルがあると良いでしょう。海岸で風が強いのでカーデガンなどはおれるものも必要です。