ウマゴンさんの祇園祭に対する口コミ

祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、貞観年間（9世紀）より続く。京都の夏の風物詩で、7月1日から1か月間にわたって行われる長い祭であることはあまりにも有名。

また、疫病の流行により、死者の怨霊などを鎮めなだめる為と、その後の無病息災を祈念したこの祇園祭は、その後全国に伝わり、今でも全国に「〇〇祇園祭」など祇園の名がついた祭りはたくさんあります。

私は関西在住ということもあり、三度祇園祭には行っていますが、2014年の巡行から前祭の23基と後祭の10基に分かれて宵山や巡行を別日程で行うことになった山鉾巡行よりも、その前までの、7月17日一日だけの全ての山鉾が集結し巡行していた時が好きかな、とは思います。

このように長い歴史と伝統を持つ祇園祭は、関西の人、特に京都の人はそれぞれの思い入れや楽しみ方、記憶があるのでしょう。

祇園祭は一か月のロングラン。山鉾巡行はそのクライマックスの一つでしかありません。
長刀鉾町稚児お千度、くじ取り式、稚児社参、鉾建て・山建て・曳き初め、中之町御供など一般の人が観覧出来る、出来ないを含めて多くの祭礼や行事があるということ。

私自身たった三度の祇園祭りで、しかも基本的には宵山と前祭、後祭それぞれの巡行しか見ていません。
今後の私の目標は、鉾建て・山建て・曳き初めの時期に訪れ、京都の町を散策し、山鉾巡礼の準備で盛り上がる雰囲気を共有したいと思います。