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GAYOSHIさんの祇園祭に対する口コミ

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GAYOSHIさんのクチコミ
2022年08月18日に投稿されました。
おそらく日本で一番有名な祭り、京都祇園祭の紹介です。
古くは平安時代に疫病・災厄の除去を祈った祇園御霊会を始まりとする、八坂神社の祭礼です。
コロナの影響で去年と一昨年の2回はほとんどの行事・祭事が中止になりましたが、2022年は3年ぶりに山鉾巡行と神輿渡御が、執り行われました。

祇園祭では7月17日に行われる山鉾巡業があまりにも有名ですが、7月1日から約一か月間にわたり色々な祭事が行われ、京都市中は祭り一色に染まります。

私自身は過去、前祭の宵宮、前祭の山鉾巡行、後祭の山鉾巡行と花傘巡行と3回程訪れていますが、今年は運よく日程的都合が合ったものですから、ぜひ他の祭事も見てみたい、こんな機会は二度と無いと決心し、7月10日(日)~7月17日(日)の8日間、祇園祭の中心である四条烏丸にホテルを予約。
たっぷりと祇園祭を堪能することにしました。

その8日間の体験は、あまりにも量が多いものですから、幾つかの祭事に分けて投稿します。

4回目の今回は7月15日(金)前祭宵々山、16日(土) 前祭宵山の投稿です。

「前祭宵々山、前祭宵山」では、日が暮れて23基の山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、笛や鉦の祇園囃子の音と共に祭りを盛り上げます。
町会所には山鉾の御神体(人形)や懸装品(織物など)が飾られ、子どもたちがわらべ唄を歌いながらお守りや粽(ちまき)販売する姿も見られます。
粽を買うと鉾に乗れる所もあり、見上げる高さの鉾に乗るのは、宵山ならではの楽しみになります。
祇園祭では山鉾巡行の次に有名な行事で、例年たくさんの人々で賑わいます。
両日とも山鉾町一帯は歩行者天国 (18:00~23:00)となり、場所によっては多くの露店も並びます。

また町会所によっては「屏風祭」も行われます。(一部有料)
各山鉾町の町屋では格子をはずし、通りから見えるようにして家宝の屏風、道具を飾ります。
他にも着物や武具類、中には国宝・重文級の作品を飾るところも。
先祖代々受け継がれた品々と「ハレ」の日らしい豪華なしつらえからは、祇園祭を支えてきた京都の町衆の暮らしぶり、そして長く受け継がれてきた文化を垣間見ることができます。

事前の天気予報では「ぐずつく雨模様」だったのですが、時折ぱらっと小雨らしきものが降りながらも、何とか雨も降らず、3年ぶり、また金・土曜日開催ということもあり、本当にとんでもない人出でした。
四条通をはじめ、人気の鉾のある路地では歩行者も一方通行で規制されましたが、それでもほんの100m移動するのにとんでもない時間を要するはめになります。

多くの人でごった返す2日間ですが、やっぱり宵山の風物詩、暗闇に浮かび上がる駒形提灯は特別。
山鉾に飾られている提灯には鉾ごとにこだわりがあり、形や大きさ、デザインは様々です。
浴衣姿の少女たちが独特の節回しでわらべ歌を歌いつつ、粽やお守りを売る声、「コンコンチキチン・コンチキチン」のおはやし、駒形提灯の灯りすべてがマッチし、これぞ祇園祭と思う瞬間です。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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