国内最多の観光写真コンテスト開催数!口コミをもとにしたランキングや情報など、日本の観光スポットに関する情報はたびかん!
ホーム » 大久野島の情報と口コミ » 大久野島の口コミ一覧 » あるぱ7216さんの口コミ

あるぱ7216さんの大久野島に対する口コミ

あなたはこのクチコミが参考になると思いますか?
はい!参考になりました!
317名が参考になると回答しています
あるぱ7216(休止中)さんのクチコミ
2018年12月28日に投稿されました。
フェリーやバスや観光客もいる桟橋を降りた時から、普通にウサギが迎えてくれます。
ヤシなどの木々が生えている大久野島。白ウサギが佇んでいました
眠そうな・・・・。
立ち上がって観光客に餌などをねだります。可愛すぎ・・・。
貰ったエサに夢中〜〜〜。瞳が可愛いです・・・・。
ウサギ目線で撮影。カメラに興味津々????
毒ガスの島に残る発電所跡の遺構。負の遺産を知る意味でも、訪れて頂きたい場所です。ココでもウサギはいました
 竹原市忠海(ただのうみ)港から船で10〜15分ほどで到着する大久野島は、別名「rabbit-island」「ウサギの島」「毒ガスの島」と呼ばれる小さな島です。


 第二桟橋を降りた時から沢山のウサギが迎えてくれます。


 野生のウサギですが、ウサギの方から人間に寄って来るので、その姿は可愛く、思わず笑みがこぼれます。


 第二桟橋付近でもウサギと触れ合う事は出来ますが、まずは無料乗車できる「休暇村大久野島」行きのバスに乗り、「休暇村大久野島」からウサギを見るのが良いかと思います。


 「休暇村大久野島」は、もちろん宿泊できますが、宿泊者で無くても、喫茶や売店、日帰り温泉、レンタサイクリングが利用できますし、事前予約で、テントサイトでキャンプも出来ます。
 ウサギのエサも売られていますので、エサをあげると沢山のウサギが寄ってきます。

 特に子供さんがいらっしゃる家族は、エサをあげながら大はしゃぎでウサギと遊んでいますが、それにしても可愛いウサギ達。

 エサをばらまくと、数十羽のウサギが、我先にエサを食べに大渋滞になったり、積極的にエサをねだったり、中には立ち上がってエサをねだったりと面白いです。

 しかし殆どのウサギは、どこかしら眠そうな感じがします。

 ウサギは夜行性とされてますので、目をつぶって居眠りをしているウサギも居たりと、そんな姿も可愛らしいです。


 休暇村大久野島から第二桟橋まで戻る途中に、大久野島ビジターセンターがあります。
 当施設は無料で入館でき、大久野島やその周辺で出会える植物や生き物の紹介、瀬戸内海の自然の事などが展示紹介されていたり、またクイズ形式で表示されてますので、時間を取って入館をオススメします。

 また大久野島ビジターセンター対面に「大久野島毒ガス資料館」があります。
 「毒ガス」とは物々しいですが、実は大久野島は、太平洋戦争で使用する毒性ガスが製造されていたと言う負の歴史があります。
 館内は製造された毒ガスの種類、容器、毒ガスの瓶詰めする写真や、それによる後遺障害などが紹介されていますが、やはり展示物で一番目立つ毒ガス製造用防護服は、余りにも簡素に作られたと分かるような防護服で、作業従事者の殆どが、防護服を着ていても被害に被ったとされています。

 また毒ガス製造は、大日本帝国陸軍によって秘密裏に製造されていたため、大久野島は、当時の日本地図から抹消されていた記録もあります。

 大久野島をサイクリングすると、展望台などの景勝地がありますが、所々に毒ガス製造に関する、貯蔵タンクや台座、火薬庫跡、砲台跡、毒ガス貯蔵庫跡など当時の遺構がありますので、それを含めて見学されると良いと思いますが、その中で発電所跡は第二桟橋から近く、一番大きな遺構ですので、当時の負の遺産を知る意味でも、またこのような事実があったことを知る意味でも、多くの方に訪れて頂くと良いと思いました。



 第二桟橋まで来ると、相変わらず自由気ままに寝転がったり走り回るウサギや、全力ダッシュして来たり、警戒しつつもチラチラ見ながら愛くるしい姿を見せてくれます。

 一羽のウサギが海を見つめていました

 ウサギ目線で海や島を入れて撮ると、まるで遠くの島にでも行きたい気持ちでいるのか、そんな意味有り気な一枚が撮れました。

 そう言えば、
「何でウサギは一匹二匹では無くて、一羽二羽と数えるのかしら?」

 と嫁さんが聞いてきました。

 獣肉を食べる事が出来ない僧侶が、
 「二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけた」
 「ウサギの大きく長い耳が、鳥の羽に見えるため」
 「ウサギは、鳥の「鵜」と「鷺」(ウとサギ)が合体した鳥だから」
 と言う説を聞いた事があります。

 どれが本当か分かりませんが、これはウサギに聞いてみれば分かるかもしれませんが(笑


 もう少しウサギを遊んでみたい。
 と思いましたが、そんなまた来たくなるような島が、大久野島の魅力かもしれません。


 大久野島では、ウサギを見るだけなら数時間で周れますが、合わせて毒ガス資料館や、毒ガスに関する負の遺産も知って頂けたらと思いますので、是非時間を取って訪れて頂けたらと思います。


〇アクセスなど
・JR呉線忠海駅から忠海港まで徒歩5分。盛港行きで10〜15分。
・盛港(大三島)より忠海港行きで10~15分
・忠海港、盛港に無料駐車場有
※フェリーでレンタカーなどは積載できますが、大久野島内は走行禁止。第二桟橋に停車
※朝夕は、大久野島を通過する船舶があります。事前に時刻表を確認ください

・宿泊施設は休暇村大久野島しかありません。
・トイレや自動販売機などは、桟橋から休暇村内に数カ所あり。
・毒ガス資料館入館料。19歳以上100円、19歳以下50円。館内は写真撮影禁止。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
大久野島のすべての口コミはこちら

大久野島の情報と口コミ
↑ Page Top