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開陽台展望館は、中標津空港から北へ、車で20分ほどの距離にある、開陽牧場内にある標高270mの台地が開陽台で、その開陽台にある展望台が、開陽台展望館になります。
ライダーやチャリダーさんに「開陽台」と聞くと、ほぼ皆さんが知ってる聖地「開陽台」は、観光バスも次々に訪れる中標津町の名所で、私も中標津町を訪れたら、つい寄りたくなる名所ですが、やはり展望館から望める広大な景色は、何度訪れても良いものです。
開陽台展望館に昇ると、西側は東京ドーム100個分の広大な開陽牧場と、遠く摩周岳など山々が、南側は中標津町方面へ続く、北海道遺産に登録されている格子状防風林が、東側は広大な牧草地の向こうに、根室海峡に挟まれて国後島が、北側は開陽台キャンプ場の向こうに、知床連山から続く山々を望む、まさに360度、北海道らしい大地を見渡すことが出来ます。
開陽台展望館には過去数回訪れていますが、一番最初に訪れたのは今から20年以上前、チャリダーとして、斜里町からマウンテンバイクで開陽台展望館を訪れた時でした。
まず開陽台に続く中標津町道「北19号線」は、バイク雑誌や旅行雑誌で表紙を飾った事もあるほど有名な道路で、北海道の道ではトップクラスの知名度と人気を誇る道です。
果てしなく一直線の道をマウンテンバイクで進むのは、気が遠くなるほどでしたが、ようやく北19号線を一望できる場所に着いて後ろを振り返ると、直線とアップダウンが特徴的な、本当に北海道を象徴するような道路に感動を覚えました。
両側の落葉松の木が、より北19号線に華を添えているような感じがしましたが、
「あそこから漕いで来たんだぁ〜」
と思うと、余計感慨深くなりました。
他のライダーさんやチャリダーさんも、北19号線をバックに写真撮影をしたり、道路を見ながら色んな旅話をしてらっしゃいましたし、北19号線の東端から、遠くライダーさんやチャリダーさんがコチラへ向かって来る姿は、しばらく見惚れるほどでした。
開陽台展望館に行かれる機会があれば、是非「北19号線」も、足を止めて眺めて頂けたらと思います。
「北19号線」を見てから開陽台まで移動し、展望館から絶景を眺めていると、偶然、前夜同宿していた方と出会い、絶景に同感しているうちに自然に話が弾みました。
果てしなく広い開陽牧場、ヒバリのさえずり、綺麗な空に美味しい空気、そこに居るだけで心から癒される名所で、旅話や色んな会話が弾みましたが、その話の中で
「開陽台キャンプ場は、毎年夏になると数週間滞在する主が居て、荷物などは”北海道中標津町開陽台キャンプ場内 ○○様宛”で、宅配業者が探して届けてくれるんですよ」
「えっっ!!!!そうなんですか!!!!さすが日本の宅配業者ですねぇ〜・・・。」
と言う話は大変驚きましたし、今でもでその会話はハッキリと覚えています。
余りにも素晴らしい絶景が見れたからか、話が弾み過ぎたのか、開陽牧場の特製の牛乳やソフトクリームまで奢って頂きました。
低温殺菌された開陽牧場牛乳は、コクと甘みがあり、ソフトクリームも濃厚で美味しく、あの味は忘れる事が出来ませんが、開陽台展望館を訪れたら是非食べて頂きたい逸品ですし、今でも開陽台展望館内のカフェで販売されています。
同じ”北海道旅行中”と言う趣味を持つ同士の会話は楽しく、2時間も開陽台展望館で過ごしてしまいましたが、それは今でも訪れるたびに思い出す、楽しい旅行の出来事でした。
他に開陽台展望館の楽しみ方の一つとして、満天の星空を望む事が出来ます。
付近は牧場や畑ばかりなので人工光が無く、駐車場を降りた時から満天の星空が広がります。
展望館まで行かなくても素晴らしい感動的な星空が望めるので、
「夜空って、こんなに沢山の星があるのか・・・。」
と、改めて思うかもしれません。
都会では見る事が出来ない、まさの満天の星空を眺めていると、沢山の流れ星や、人工衛星も見つける事が出来ます。
同じく星空観察に来た方々も、しばらくの間空を見上げてらっしゃるので、きっと感動してらっしゃるのでしょう。
大宇宙の中の小さな地球の中から、この壮大な星空を眺めていると、自分がいかに、ちっぽけなのか??と思ったりしますが、この満天の星空は、それは本当に、帰りたく無くなるほどの素晴らしさでした。
余談ですが流星群が流れる日は、開陽台展望館はイチオシの星空観察の場所になります。展望館付近は広場になってますので、寝転がって星空を眺める事が出来ます。
また冬季は、蜃気楼現象による四角い太陽が見れる時もあります。
四角い太陽が見れたときは嬉しいですが、例え見れなくても朝日が昇るほどに、辺り一面の雪景色や遠くの山々がオレンジ色に染まり、それはそれは感動する、朝ならではの美しい大絶景を見る事が出来ます。
開陽台展望館へ直接行く定期バスなどは無く、やや不便な場所に位置しますが、北海道らしい大地を望むには最高の名所ですので、是非「北19号線」と合わせて、時間を取って訪れて頂けたらと思います。
※「カフェ・カイヨウダイ」4月下旬〜10月31日9:00〜17:30(10月は16:30まで)営業
・トイレ、無料駐車場、自動販売機あり
・開陽台展望館は入出場自由
・北19号線を見下ろす場所に、無料駐車帯のみあり。路上駐車はおやめください
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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天気が良いと地平線が丸く見えるという展望台でしたが、
あいにくこの日は雨もパラつき、霧もかかっており、それは感じられませんでした。。
ただ展望台から覗いたときに、あたりの霧が少しだけとれ、
北海道の広大な大地を感じられました。
またその風景の一部では、
根釧台地の格子状防風林も見ることが出来、とても感動いたしました。
中標津空港から車で15分ほどのアクセスで、
地平線の丸みを感じられる天候のときに再度チャレンジしてみたいです。
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