長居公園の口コミ一覧（７〜８点）

　長居公園沿いの道路を車で走ることは多いが、公園内に入ることは滅多にない。
　
　５０年前、長居公園まで歩いて行ける距離に住んでいた私は公園の散歩が日課だった。

　当時の公園は、ただ広い空き地みたいな感じしかなかった。外周道路と小さな遊具公園。敷地の中央部付近には池と、そこに架かる橋の記憶がある。

　さらに、長く低い柵が続いており、その中は砂の道があった。今思えば、あれは競馬場跡だったのだろう。

　記録を見ると、１９４８年に競馬場が完成し、さらに１９５０年に競輪場、１９５１年に長居オートレース場が併設されて、一大公営博打場の誕生となった。

　その後１９５９年、競馬場は廃止され、競輪も１９６２年に無くなった。

　そして、子供の私が遊んでいた頃の長居公園は荒み切った野原のような姿を呈していた。

　その後、整備は進み、今は大小多くの公園、プール、立派なスタジアム、植物園、自然史博物館と見違えるようなエリアとなった。

　駐車場は公園西側を南北に走るあびこ筋から入る中央駐車場と、公園南側の長居公園通から入る南駐車場があるが、バイクを駐められるのは中央駐車場だけとなっている。

　自動車は時間制料金だが、バイクは一回３００円となっている。詳しく聞くのを忘れたが、たぶん一日一回３００円と思う。

　私がよく行く某ヨットハーバーの駐車場も一回３００円だけど、そこは、まぎれもなく『一回』なのだ。

　だから、数か月置いても数時間でも３００円。このような料金体系は他では聞いたことも見たこともない・・・以上余談。


　JR阪和線と地下鉄御堂筋線の長居駅も公園に隣接しているので交通の便は良い。

　外周道路は、いつも多くの人が走っている。公園では親子が遊んでいる。試合などがある時は大人数の移動がある。
　東側の外周道路横にはコンクリート製の塀がある。これは植物園の塀で乗り越えたら違法侵入となるので乗り越えないように。
　また、池は釣り禁止という表示。

　都会のオアシス。ここで運動らしいことをしたのは２０数年前にインラインスケートで外周道路を走った記憶があるが、今の私のような年齢の者が一人で行っても、何をして良いのかわからない。

　光陰矢の如し。長居公園には私の少年時代から今に至る５０年の思い出が残っていた。