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梅雨花の咲く大和路を訪ねました。・。
6月27日(水) 天候:晴れ
梅雨の晴れ間〖橿原神宮〗のすぐ傍・・・大和三山の一つ
❛畝傍山❜の南に佇む古刹❝久米寺(通称:あじさい寺)❞を訪ねました。
❝久米寺❞は京都 〔仁和寺〕の別院で、?久米仙人?の伝説に因んだお寺として知られているようです。
車を停め、『仁王門』をくぐり∼・∼【本堂】に参拝します。
【本堂】に向かい左側が“あじさい園”の入口...です。
人柄の良さそうなご婦人が、お孫さんと共に入園の受付をされていました。
入園料を納めると“あじさい”を彩った❛あじさいハンカチ❜が手渡されます。
優しい心配りです。・。
【本堂】の西側一帯が“あじさい園”になっています。
散策路を進むと鮮やかな色柄に染まった“あじさい”の花々が出迎えてくれます。
思った以上に広い花園・・・その散策路を回遊します。
背丈ほどもある“あじさい”の花が咲き・・・花の重みで地面に垂れ下がる大輪の花々を避け、その間を縫うようにして前に進みます。
順路に沿って進むと∼・∼重要文化財の❝多宝塔❞が凛とした佇まいで“あじさい“の花々に囲まれて聳え立っていました。
1659年に京都 仁和寺から移築されたそうで桃山形式を残すと言われる美しい姿の❝多宝塔❞でした。
蒸し暑い梅雨の真っ只中です...が!
❝多宝塔❞の周囲には色鮮やかな“あじさい”の花々が咲き誇り、その前庭から眺める景色は美しくとても心地よく感じる空間でした。
花の回廊を進みます∼・∼散策路の途中には陽ざしを避ける小さな『あずまや』が設けてあり、長椅子に腰掛け“あじさい”の花々を眺めながら休憩出来るように配慮されていました。
そんなに広くはない境内です...が、季節の花々が咲き・・・初夏の“あじさい”はもとより・・・春には❝多宝塔❞周辺に“ツツジ”の花が咲き競い・・・、【本堂】の前庭は真っ白い?ユキヤナギ?の花々が彩り、多くの人達に親しまれている花寺のようでした。
市街地のお寺です・・・花園のすぐ脇に線路があり、時々電車が行き交います。
此れもご愛嬌です...かね!
境内に戻り【本堂】の奥手に金色に輝く≪大日如来像≫が鎮座されていました。
「写真は投稿していませんが、美しいお姿でした」
また、久米寺には、長寿と縁結びの〔久米仙人バージョン〕の絵馬があり、伝説の?久米仙人?が娘さんのふくらはぎに見惚れて空から落ちた絵が描かれており、‘ふっ’...と笑え、そして、長生きできそうな絵柄でした。
“あじさい”の見頃は例年6月の初旬から7月の初旬までのようです...が、今年は早く開花し、6月の下旬で閉園されるそうです。
また、❝久米寺❞では毎年6月の第3日曜日に〖あじさい祈願〗が行われています。
蚊に刺され、汗を拭きながらの花回路の散策でした...が、美しい花園を楽しむ事が出来ました(*^。^*)
注:虫(蚊)が多いので・・・虫よけ対策は必須です。
アクセス
電車:近鉄『橿原神宮前』下車・・・徒歩約5分
車:南阪奈道路『葛城IC』〜国道169号線経由で約10km
あじさい園
入園料:大人/400円(あじさいハンカチが頂けます)
本堂拝観:大人/400円・高、中学生/200円
境内は自由拝観できます。
駐車場:『仁王門』横に無料駐車場があります(10台程度)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。