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小中大滝は「しょうちゅうだい滝」ではなく、「こなかおお滝」と読みます。
周りを山々に囲まれた「小中大滝自然公園」の中に小中大滝はありますが、本当に素晴らしい大自然の中にありますので、そこに居るだけで深呼吸したくなるほどです。
今冬は雪が少なく、自然公園の積雪は10cmくらいでしょうか?
美しい清流が流れ、そのせせらぎも、鳥のさえずりも心地よく、この大自然に、より華を添えているような気もします。
ところで、小中大滝は自然公園の駐車場から300mほど離れてますので、散策路を歩く必要がありますが、小さな山を超えるため、まずは急坂を登り、そしてトンネルがありました。
とても不思議な空間で、なんとも言えない雰囲がありましたが、トンネルを抜けると、「けさかけ橋」という吊り橋が見えます。
実はこの「けさかけ橋」は、小中大滝と共に有名なスポットとして知られ、吊り橋なのに急な階段があり、その斜度は最大44%だそうで、上から見るとほとんど「ストン」と落ちるような感覚です。
余りにも急坂ですので、手摺りを持たないと歩けないかもしれません。
恐る恐る階段を下ると、右手側の奥に、目指す小中大滝が見えて来ました。
数段に分かれた高さ98mの大滝で見ごたえありますが、吊り橋なので揺れますので、滝の撮影は、吊り橋を渡り終えてからが良いかもしれません。
小中大滝を囲むように遊歩道が整備されており、観瀑台は、大きな石の上に作られていました。
滝の流れる音が心地良くて、しばらくこの場所で佇んでいたくなります。
小中大滝は、新緑時期は雪解け水が多く迫力あるそうで、また紅葉時期も素晴らしいですが、木々の葉が茂ると、葉で滝が隠れてしまうので、滝が見えにくくなります。
冬季は水量が少ないとは言え、滝の半分以上は凍っていますので、そんな氷柱を愛でるのも良いかもしれませんし、滝の全貌を愛でるのは、やはり冬季に限ります。
冬季でも、パラパラと観光客は訪れます。
観瀑台までいらっしゃり、同じように大自然と滝の流れる音を聞きながら佇んでいると、
「本当に居心地が良いですねぇ〜」
と、自然に話しが弾みました。その後も、
「どこから来ましたか?」
など、会話が弾みましたが、それほど居心地よい場所が、小中大滝の観瀑台かもしれません。
小中大滝に満足して、「けさかけ橋」を渡り、駐車場まで戻りました。
朝晩はかなり冷え込むのでしょう。美しい清流には、氷の芸術が出来上がっていました。
大自然の中の小中大滝は、訪れるだけで癒される場所ですし、夏季は美しい清流で水遊び客が居たりと、より賑わうそうです。
カワガラスと言う、清流にしか住まない野鳥もいましたので、滝だけでなく、色んな自然も一緒に堪能して頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・群馬県みどり市国道122号線の小中交差点(群馬県みどり市大間々〜栃木県日光市足尾町間)を西側(県道268号線)に約10?
※途中の集落から、片側が崖の一車線の細道になります。冬季はスタッドレスタイヤ装着必要
・わたらせ渓谷鉄道小中駅より、徒歩120分
・小中大滝自然公園は、トイレはありますが、売店など一切ありません。携帯電は圏外です
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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