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早秋の❝保津峡❞を訪ねました。。。
令和 2年 9月21日(月・祝) 天候:晴れ
雄大で、自然美豊かな渓谷❝保津峡❞を楽しむ方法は・・・奇岩、怪石が点在する激流の狭間を保津川下りの舟でスリルを味わうスタイルを好むか、美しい渓谷の自然を眺めながら‘のんびり’...と、走るトロッコ列車で優雅なひと時を過ごす方法を選ぶのか、季節を肌で感じながら自然の中をトレッキングで友達との歩きを楽しむのか、急流をゴムボートで下り、エキサイティングな経験が出来るラフティング等々…季節が織りなす自然の中で数多くのレジャーを満喫する事が出来るようです。
秋まだ早い≪嵐山高雄パークウェイ≫の高雄ゲートをくぐり数多くある施設をスルーし、『保津峡展望台』を目指しました。
そこは、小さなベンチが数基と、大きな望遠鏡が備えられた人気の展望台ですが、駐車場が狭く、その日は路駐が横行し、危険な状態になっていました。
しかし、そこからの眺めは素晴らしく、突出た山を真ん中に、左と右にある険しい渓谷と、流れる〔保津川〕の美しい景色を楽しめます。
“紅葉”の季節になる...と、山肌が秋色に染まり、美しい風景が望めるようです。
左(下流側)を観る...と、渓谷に架かる青い鉄橋と、走るトロッコ列車(時々)…と、流れる激流に立ち向かう舟の姿も観る事が出来ます。
右(上流側)を見る...と、『トロッコ保津川駅』と、対岸を結ぶ唯一の吊り橋(鵜飼橋)...と、船頭さんが急流を上手く操る保津川下りの舟も、遠くにです...が、観ることが出来ます。
展望台の端には鉄橋を通過するトロッコ列車の時刻表が設けられていました。
上りと下りを合わせると、40分に1回通るのですが、その一瞬を撮ろう...と、数人のカメラマンがスタンバイをされていました。
私も負けじ...と、シャッターチャンスを待ちます。
また、激流を操る保津川下りの舟と、トロッコ列車のツーショット撮影にも挑み、上りと下りの列車…合わせて2回のチャンスで、その一瞬を捉えることが出来ました。
この❝保津峡❞は、山狭を曲がりくねる〔保津川(桂川)〕の両岸が浸食作用によって出来たV字型の渓谷で、上流の亀岡から嵐山に至る16㎞の美しい渓谷がつづいています。
自然の織りなす渓谷美で・・・京都の〘自然200選〙にも選ばれているようです。
次に目指すのは、〔保津川〕に架かる橋梁の上にある秘境駅『JR保津峡駅』...です
≪嵐山高雄パークウェイ≫の清滝ゲートから“あだしの”の古い町並みを抜け、数百メートル進むと、北山杉が生い茂る山道に入ります。
ハイカーの方たちを避けながら進む...も、対向車との交互もままならなず…崖と谷との狭間にある曲がりくねった道...と、何処までも続く険しい道路『府道50号線』をひたすら走りつづけました。
~・~・~・~・~・~・~・~
そして、短いトンネルをくぐると少し広い道路になり、その道を少し進むと、〔保津川〕の支流〝水尾川〟に架かる赤い鉄橋『保津川橋』が見えて来ました∼・∼渡り切ると…目指した秘境の『JR保津峡駅』です。
駅前のロータリーに車を停め、缶コーヒを飲みながら・・・‘ほっ’...と、一息!
無人の改札ゲート(スルー出来ます)を通抜け、上りのホーム(橋梁の上)に出ます∼・∼待合室の窓越しに〔保津川〕の渓流が眼下に観えます。
そこは、川の流れがカギの手になり、その先が極端に川幅が狭くなる箇所で、保津川下りの船頭さんたちの絶妙な竿さばきが見られる最良の場所だそうです。
窓越しにカメラを構え、下ってくる舟を待ちます!
やがて舟が現れ、船頭さん3人の息の合った竿さばきを❛パチリ❜...と、撮ることが出来ました。
下りのホームに向かいます。
そのホームは、フェンス越しに景観を眺めるようになっており、眼下には激流と、美しい渓谷が広がっていました。
見ている...と、激流と巨岩の間を保津川下りの舟が上手い竿さばきで通り抜けるのです...が、その際に聞こえてくる絶叫(女性のキャーと、いう声)が、渓谷の谷間に響き渡っていました。
暫く眺めていると、今度はゴムボートに乗り、ラフティングを体験する子供たちの歓声が聞こえてきました。
楽しそうな姿...を、❛パチリ❜と、撮っておきました!
見飽きる事のない美しい渓谷と、その谷間を流れる〔保津川〕の絶景を…暫くの間∼・∼眺めていました。
そして、秘境の『保津峡駅』に別れを告げ、再び府道50号線を亀岡市街に向け車を走らせます。
途中、“ゆず”の産地で知られる“水尾の里”を通り抜け、峠から亀岡の市街地が見えて来たところで、❝保津峡❞のプチ旅は、終わりにしました(*^-^*)
※ 嵯峨鳥居本から亀岡に延伸する府道50号線(京都日吉美山線)は危険個所の多い山間の道です。
対向車との交互通行が困難な箇所があります・・・気をつけて渓谷のドライブを楽しんでください。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。