場んでっとさんの桜草公園に対する口コミ

桜草公園の秋は一面のススキになってしまっている。
天然記念物区なのでススキ原には立ち入り禁止。
遠くから眺めるだけの場所だが夕日がバチバチあたる。
夕方の景色は旅情的に美しい。
ふぁっさふぁっさしている。


■概要

桜草の区域が見事なまでにススキに侵食されている。
（無事に桜草は春を迎えることが可能なのだろうか？）
桜草の観賞用に小道が用意されていて通過が可能。
ただし、この区域の植物には一切触るなと手厳しい注意文がある。
夏場よりも熱気と蚊が少なくなっているので小道を通過したが、
くっつき虫のシーズンになっていて足元が種だらけになるという盲点があった。
チクチクチクチクする。

■感想

民間の警察犬候補生？が広場の隅っこでひっそりとトレーニング？している。
なぜ知っているかというとワゴン車のステッカーに「警察犬乗ってます」と誇らしい文言が書かれているからである。
シェパードが定番と思いきや、それ以外もいる。
新宿御苑で見た警察犬はかっこいいシェパードだったが、犬種はなんでもいいようだ。
場んでっとさんはどんな訓練をしているのか興味津々、
邪魔にならないようにしつつも熱い視線を投げかけている。


秋は桜草公園がススキ原になる。
しかし、一面のススキの近くにトイレだか物置だか監視小屋だかよくわからない緑色のボックスを置いているせいでスナップ写真はイマイチ決まらない（写真を見直したら、あ、トイレだ）。
ボックスはススキを一望できる良ポイントを陣取っている。
常に視界にトイレが写る。
情緒を潰しにかかるスタイルは嫌いではないが、
こいつがなければ一面のススキ原っぱを堪能できるはず、と思うとちょっと歯がゆい。
しかし特別天然記念物の土地を守るためにわざと設置されているものなのかもしれない、とも思う。

ススキの鑑賞スタイルは遠景一本。
まじ遠景しか楽しめない。
つまらないという声もあるがそういう景色である。
分け入ることは不可能。
近景を楽しみたいなら箱根や狭山公園に行くのが良い。