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河津さくらと菜の花の競演が美しい湿地。
道を何度でも往復したい美しさ。
■概要
営巣しているカワウは約4000羽。
糞害により木々の枯死が目立っている。
カワウコロニーは既に安定又は減少傾向に推移。
条件さえよければ、カワウは年2回ヒナを育て上げる。
歩道沿いに営巣しているので双眼鏡で容易に観察が出来る。
■感想
先日、越谷梅林に行くついでに鴨場まで遠征した。
皇族ご用達施設なのでもちろん中には入れないし360度のドーム型監視カメラで見張られてるのだが、ピースサイン記念写真といい笑顔でばっち決めてきた。
これも何かの縁と思って東京都の新浜鴨場にも久しぶりに行ってみることにした。
日本には鴨場はふたつしかない。
何気なくコンプリートしたのを嬉しく思う。
調べてみると皇太子がプロポーズを決行したのがこの新浜鴨場だそうだ。
その鴨場と隣り合ってるのが行徳湿地である。
毎年、桜と菜の花の競演で有名なところだ。
今年も美しく咲き誇り、日が暮れるまで人々が春を寿いでる。
さてさて、今年もウ観察のために行徳湿地を回り込んで対岸まで行ってきた。
営巣地、コロニーになっており自然観察の場としては非常にキツイ。
木々も道路も糞だらけで真っ白。
雨が降ると悪臭がこみ上げるし、通行するだけでも肺がヤられるのでマスク必須という環境だ。
くさい。
鳩の糞だらけみたいな感じ。
悪環境ゆえに歩いてる人は場んでっとさんしかいない。
一本の木にたくさんの営巣がされており、鵜が次から次へと頭上を飛び交っている。
正直、怖い。
いつ糞が飛んでくるか分からないし、ギャアギャア鳴かれても怖い。
人がいても逃げないし怖がりもしない。
完全に安全圏にいることが分かっている。
けっこうな至近距離から飛んでる姿を観察できるが、逆光と数の迫力のせいで怖い。
都心近郊でこの風景はなかなかお目に掛かれない。
行徳湿地に着たら一度は体験することをおすすめする。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。