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浜辺を彩る“冬の花火”!
令和 2年2月9日(日) 天候:晴れ
阪神淡路大震災で中断された“花火大会”が、一昨年(2018年)に西宮市青年会議所(西宮JC)が、70周年記念事業として開催されることになりました。
忘れない、いま私達にできること〜...をコンセプトに!
当日は、❝新西宮ヨットハーバー❞に隣接する〘海辺の広場公園〙では、午後3時から飲食ブースが開かれ…多くの屋台や、自然災害の防災グッズも展示され、休日の公園は多くの人たちで賑わっていました。
夕暮れから開催される“花火大会”を見よう...と、会場に出向いた私達でした...が、写真を撮るための三脚が使用禁止とのことで、仕方なく屋台のブースを覗いた程度で会場を後にしました。
撮影できる場所探しが始まります!
対岸の芦屋浜から...と、思い・・・沿岸部をめぐりましたが、一昨年に上陸した台風21号で浸水被害に遭い、その復旧工事の為に全面立ち入りが禁止となっていました。
次に浮かんだのは・・・≪芦屋マリーナ≫の辺りから見えるのでは...と、車を走らせます。
ベイエリアの商業施設の駐車場(無料)に車を停め、大型プレジャーボートやヨットが係留されている海辺に向かいました。
ヨットハーバーに隣接する遊歩道には大きな三脚を構えた数人のカメラマンの姿がありました。
近くに寄り、話を聞いてみました。・。
曰く…昨年もこの場所から綺麗な“花火”が撮れましたょ...と、聞かされました。
急いで車に戻り、三脚とカメラを持って空いているスペースに三脚をセットしました。
美しいフォルムのプレジャーボートを前景にして“花火”撮る...と、いう∼・∼私なりの構図が頭の中で膨らんできます。
打ち上がる方向を隣の方に聞き、カメラのセッティングをすませ、周囲を‘ぶら〜’...と、散策してみます。
海辺のロケーションは素晴らしく、マリーナのポンツーンには大型プレジャーボート(50~70ft級)が係留されており、長いアウトリガーを携え、外洋でのカジキ釣りにも対応できる艤装が施されたボートが多く見られました。
マリーナと併設されたベイエリアには、オシャレに散歩ができる遊歩道が設けられ、夕暮れともなると、ペットを連れての散歩を楽しむ人の姿も見られました。
また、豪華クルーザーが海の上に浮かんでいるような建物「完全会員制ホテル≪芦屋ベイコート倶楽部ホテル≫」が威風を放っています。
陽が西に傾きかけ、ポンツーンにも明かりがともりかけました。
“花火”の打ち上げ時間は18:00〜約30分です!
〖西宮市内で震災の犠牲になられた1146人の鎮魂と祈りを込めた1146発の“花火”が、冬の夜空に打ち上がります。〗
薄暮の空にオープニングの“花火”が打ち上がりました。
18:00ジャストに!
後ろから歓声が聴こえてきます!!
私達の後∼・∼雛壇状の階段には…いつの間にか多くの人たちで埋め尽くされていました。
2ヶ所の打ち上げ場所から間髪をあけず華やかな“花火”が冬の夜空を彩り、その色柄が水面に美しく映し出され、楽しいショータイムが繰り広げられます。
冬の澄みきった空気の中…彩る美しい光の輪が華やかに夜空を照らし、?せつな?に消えていきます。
約30分間の饗宴・・・エンディングの“花火(スターマイン)”の閃光が冬の浜辺を華々しく照らして❝西宮花火大会2020❞が、幕を閉じました。
素晴らしい“花火大会”でした(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。