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白亜の天守と“さくら”が織りなす美しい風景を愛でに!
2022年3月29日(水) 天候:晴れのち曇り
今年の春、私的な都合で花見が出来るのは(3が31日まで)と限られている私たちが探し求めたのは、関西でいち早く見頃を迎えている❝和歌山城❞の“さくら”でした。
和歌山市の中心部、虎伏山にある❝和歌山城❞は、徳川御三家の威容に相応しい風格を醸している城で、日本の名城100選にも名を連ねています。
訪れた日、春の日差しを浴びて咲く満開の“さくら”が私たちを出迎えてくれました。
堂々とした構えの『岡口門(重要文化財)』をくぐり城内に足を踏み入れると、うす紅色の“さくら”の花々が進む沿道を染め上げていました。
『二ノ丸庭園』に向かう遊歩道に咲き並ぶ桜並木は❝和歌山城❞随一…“さくら”のビュースポットになっています。
昔日の面影を垣間見る城壁と、咲き誇る満開の“さくら”を‘ゆっくり’...と、愛でながら『二ノ丸庭園』に歩みを進めていきます。
芽吹き始めた緑の芝生が広がる『二の丸庭園』からの眺めは素晴らしく…“ソメイヨシノ”を中心に“ボタンザクラ”や“オオシマザクラ”など約600本の“さくら”が白亜の天守に彩りを添えていました。
庭園内では春を楽しむ親子連れや私たちのようなシニアのカップルが、“さくら”の木の下にシートを広げ花見を満喫されているようでした。
『二ノ丸』~『西ノ丸』に向かいます。。。
『二ノ丸』の東南の隅に水堀を挟んで『西ノ丸』に向かうのに架けられた『御橋廊下』と呼ばれる少し変わった建造物がありました。
板床になった廊下は傾斜していて少し歩き辛くその上小刻みな階段状になったいました。
靴を脱いで渡り切り、そこから∼・∼名庭❛紅葉渓庭園❜を巡っていきます。
その庭園は、池の中に柳島を配し、内堀を大きな池に見立てた池泉回遊式庭園で、滝石組を中心に大きな立石を多く据えて豪快な造りに作庭されていました。
池の畔をめぐっていると、檜皮葺きで風流な建物『鳶魚閣』が水辺に浮かぶように佇んでいました。
風雅で趣のある庭園を周遊しながら歩み、石畳の階段を上っていくと、先ほどの『西ノ丸庭園』に戻り着きます。
満開の“さくら”咲く遊歩道を少し戻り、虎伏像を横目で見ながら『大手門』に向かいます。
外堀に架かる『一の橋』を渡り、城外から『大手門』に架かる『太鼓橋(一の橋)』と、苔むした城壁を覆うように咲き誇る“さくら”を背景に‘パチリ’...と、一枚撮ってみました。
遠くからの天守は望みましたが、城には上らず少々後ろ髪をひかれる思いでしたが、天守をめぐるのは次の楽しみにとっておきました。
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また、恒例の《桜まつり》の開催中(2022年は3/26~4/10)日没後~22時までの間、桜並木を照らす約100個のぼんぼり...と、400個の提灯に浮かび上がる妖艶な夜桜を楽しむことが出来るそうです。
“さくら”咲く春爛漫の❝和歌山城❞の庭園をめぐり、素晴らしい花見が出来たことを喜び、暫し楽しいひと時を過ごすことが出来ました(*^-^*)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。