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トロッコが宇奈月駅に到着したのが3時54分で5時前に道の駅うなづきまで行きたい。
滞在できる時間は1時間もなかったのですが、折角ここまで来たならやはり駅前の温泉噴水の写真は撮りたいし、買いたいお菓子もある。
と言う訳で小走りで宇奈月駅から宇奈月温泉駅へ向かいました。
途中、足湯を発見。
屋根付きでのれんがかかった、とっても雰囲気のいいきれいな足湯です。
本来なら絶対に足を入れたい所ですが時間が無いので、横にあった手湯だけ体験しました。
焦りのせいかべとついていた手がさっぱりサラサラになりました。
よしっ、次。
温泉の噴水は宇奈月温泉駅の真ん前と、とてもわかりやすい場所にあるのですぐに発見。
噴水の前に立って記念写真を撮りました。
背後から暖かい蒸気を感じました。
そばには電車型のかわいいベンチもあります。
よしっ、次。せわしない~
私の買いたいお菓子は「湯の花ごろも」という和菓子で、総湯の前にある小さな和菓子店で販売されています。
温泉の噴水からまっすぐ進んで行ったのですが温泉街らしくない雰囲気だったので心配になり通りかかった地元の人に尋ねると、道を間違えていた~!痛恨の時間ロス。
温泉噴水の横にある踏切を渡ったところが温泉街だそうで、急いで軌道修正して総湯を見付け、一瞬にしてお目当ての酒井菓子舗さんを発見しました。
昔のたばこやさんみたいなショーケースがあるだけの古い小さな和菓子やさんで、店頭には誰もおらず、「すみませーん」と声を掛けると中からおじさんが出て来られて、この和菓子が欲しいと伝えると、「お客さんどこから来られた?初めて?黒薙温泉は行かれた?」から始まり、折角なので・・・とこのお菓子の説明が始まりました。
この和菓子はハーブを掛け合わせたとっても大きな紫蘇で粒あんと羽二重餅を包んだもので、紫蘇は5年間蜜漬けしてあるらしいのですが、この紫蘇を作っている方が高齢でもう栽培する事ができず、このおじさんも自分の代で終わりだけど5年以上漬けてあるから自分が作る分は十分あるとおっしゃっていました。
このお菓子の存在を知ったばかりなのに、もうじき食べられなくなるなんて衝撃のお話でした。
この他にも時間がなくて買う事が出来なかったのですが、賞味期限10分の「アルペンチーズケーキ」や、豆腐やさんの「手作りとうふプリン」など食べてみたいスイーツがありました。
「宇奈月温泉はこじんまりとした温泉街」と何かで見たので1時間あれば一通り回れるかと思ったのですが、温泉街にある4つの足湯のうち1つ、しかも手湯しか体験してないし、食べ歩きもできなかったし、心残りな旅となってしまいました。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。