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「日本最北端・・。」
と言う事で有名な宗谷岬は、観光バスをはじめ、車やバイク、自転車、はたまた歩いて宗谷岬を訪れる方もいらっしゃる大観光地です。
しかし、”岬”と名が付くイメージからか、断崖絶壁に激しく波がぶつかる怒涛の海の、荒々しいイメージを持って訪れる方もいらっしゃるようですが、岬とは言っても、なだらかな海岸線がカーブした、そのカーブした先端が、”最北端”となっているのが、宗谷岬です。
また大観光地と言っても集落の外れにあるためか、「日本最北端の地」の碑と、数件の土産物屋や食堂やレストラン、高台には宗谷岬灯台や展望台、大岬旧海軍望楼などがあるだけの、素寒貧とした場所です。
晴れた日には、遠く樺太(サハリン)が望めますし、「最北端の地」の碑付近には、ボタンを押すことで、ダカーポの「宗谷岬」の曲を何度でも聞く事が出来る歌碑もあります。また非常に風が強く、夏季以外は、薄着では長時間滞在することが出来ない日があります。
そのため、稚内市から定期バスで宗谷岬を訪れる場合は(浜頓別行き、鬼志別行き、音威子府行きなど)、折り返しバス時刻を調べ、天気なども勘案されて訪れる事をオススメします。
※荒天時は、しのげる場所にも限りがあります。
(稚内〜宗谷岬間、往復割引券あり)
土産物屋では、最北端証明書を販売しているので、記念の品になります。
食堂も、「最北端ラーメン」などが売られていますが、観光地の割には良心的な価格で、それでいてボリュームがあります。
時間があれば、ぜひ食べて頂きたいモノです。トッピングされているカニやタコの量はスゴイ・・・。
また宗谷岬付近の集落には、最北端郵便局、最北端駐在所、最北端給油所、最北端小中学校など、様々な最北端があります。
郵便局には、最北端の記念切手も販売してますし、給油所で給油すると、フラッグを頂ける事があります。 参考にドウゾ。
札幌からでも約300kmの距離がある「宗谷岬」は、今まで4回訪れましたが、そんな素寒貧とした場所でも、”最果て”を感じる事が出来る「宗谷岬」は、私はなぜか行きたくなる場所です。
また北海道を何度も訪れた人は、一度は訪れたくなる場所かもしれませんが、はるばるたどり着いたと言う感が”ひとしお”になるこの場所が、宗谷岬の特徴??なのカモ??しれません。。
車やバイクで宗谷岬を訪れた方は、北海道遺産にも選ばれている、宗谷岬の後背に広がる「宗谷丘陵」を、訪ねられる事をオススメします。
いくつもの丘が果てしなく広がり、その殆どが牧場と牧草地に利用されています。
また沢山の風力発電風車が並び、爽快な広大な景色が広がっています。
広〜〜〜い広〜〜〜〜〜い牧草地の中に、
の〜〜〜んびり、の〜〜〜〜〜〜んびり草を食む牛の姿は、
ずぅ〜〜〜っとずぅ〜〜〜〜〜〜っと、草を食み、草を食み・・・。
その姿は動く事がありません。
すると、いつしか北海道らしい広大な景色の中に、自分が溶け込んでいて、いつの間にか心が晴れ晴れとしているカモ???しれません。
また早朝の日の出の景色、夕暮れから夜の満天の星空を眺める事が出来たら、もしかしたら虜になってしまうかもしれません。
宗谷岬のみは、一時間ほどで周れますが、宗谷丘陵を訪れると、写真撮影を行うにも移動のみで時間がかかります。
※歩いて丘陵を訪れる場合は、しっかりした装備と時間に余裕を持って散策してください。果てしなく広いので、迷うと大変です。
参考に〜
・民間人が行ける最北端の地は「宗谷岬」ですが、実際の最北端の地は、北方領土・択捉島にあるカモイワッカ岬になります。
・また宗谷岬から西側(稚内市方面)に見られる「弁天島」と言う岩礁が、日本政府の実効支配が及ぶ日本最北端になります
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。