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GAYOSHIさんの室生寺に対する口コミ

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GAYOSHIさんのクチコミ
2022年11月09日に投稿されました。
奈良時代末、東宮(のちの桓武帝)の病気平癒を願った興福寺の僧賢憬賢璟が創建しました。
現在の寺観を整えたのは賢憬の弟子修円といわれています。
その後、一時衰退、江戸時代元禄年間に5代将軍徳川綱吉の生母桂昌院の庇護を受け再興されましたが、このころから、同じ真言宗で女人禁制だった高野山金剛峰寺に対し、室生寺は女人の参詣を許可しましました。
そのため女人高野と呼ばれ、女性の信仰を集めました。

バス停から室生寺に向かって、室生川に沿った道を歩く。茶屋や土産物屋・料理旅館などが立ち並ぶ道を過ぎると、川に架かる朱塗りの反り橋があり、これが室生寺への入口となる「太鼓橋」。

「表門」の前には、「女人高野室生寺」と彫られた石碑があります。

境内には柿葺き(こけらぶき)の金堂(国宝)や弥勒堂(重要文化財)、檜皮葺きの本堂(国宝)などが散在とており、金堂には、本尊釈迦如来立像(国宝)をはじめ、十一面観音立像(国宝)など木造の貞観仏5体が安置されています。

五重塔は、屋外に立つ古塔としてはわが国最小の五重塔(国宝)(高さ16m)、1998年の台風で大きく損壊しましたが、現在は修復されています。

塔の左の道を登ると御影堂(重要文化財)のある奥の院があり、シャクナゲやモミジが境内を美しく彩ることでも有名です。
高山植物であるシャクナゲにとって、海抜400mに位置する室生寺の湿度と適度な寒さは最適で、毎年見事な花を咲かせますが、残念ながら私が訪問した秋には咲いていません。
見頃は例年、4月末から5月の初旬ごろです。

また、モミジ、イチョウなどの紅葉の時期の情景はひときわ美しく、特に太鼓橋から本堂までの参道が見どころと言われていますが、残念ながら私が訪問した時期はまだ紅葉には早い時期でした。
例年の見頃は11月中旬から12月上旬です。

もっとも静かな室生寺を堪能したいと思い、あえて観光シーズンを外して10月下旬に訪れましたので、後悔はしていないことを申し上げておきます。


交通 近鉄室生口大野駅から室生寺行きバス終点下車徒歩5分
※バスの本数が少ないため、運行情報につきましては必ず奈良交通のホームページをご確認ください。
住所 奈良県宇陀市室生78 
拝観時間  8:30~17:00/4月1日~11月30日、9:00~16:00/12月1日~3月31日
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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