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琵琶湖にはかつて幾つもの内湖(琵琶湖から年月を経て切り離された小さい湖)が点在していたそうですが、ほとんど食料政策のために埋め立てられてしまい、近江八幡周辺にあるのはこの西の湖のみとなっています。最後に残ったこの西の湖も予定では干拓されてしまうはずでしたが、その前に一帯で水害が起こったことから計画が変更され、災害対策のために残されることになったということでした。
琵琶湖とともにラムサール条約に登録された水鳥の生息地で、冬には渡って来たカモたちの姿を間近で見られます。
水がきれいだった以前ほどの規模ではありませんが、淡水真珠の養殖が今も行われています。
ここにはブラックバスがたくさん住んでいるらしく、いつも釣り人の姿を見かけます。
長命寺川から乗る水郷巡りの船は、ここ西の湖の中まで入ってくるコースになっていました。モーター付きの船なので、長距離を巡ってくれます。
西の湖には、湖面に浮かぶ島状の飛び地『権座(ごんざ)』があり、そこにある田んぼへは、今でも田舟という船を使って行き来しているのことでした。
この辺りは『春色・安土八幡の水郷』として、琵琶湖八景の1つに選ばれており、日本の里山100選の中にも数えられています。
近くの里山をバックに、西の湖に姿を映して沈む夕陽はなかなかきれいです!
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。