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疎水の分流に沿って咲く“さくら”並木を愛でに!
2021年 3月29日(日) 天候:曇りのち晴れ(黄砂)
哲学の道は、銀閣寺橋から若王子橋までの1.5㎞を、琵琶湖疎水の分流に沿ってつづいている小径で、京都大学の哲学者「西田幾太郎」先生が思索にふけりながら好んで歩かれていた事から哲学の道と、呼ばれるようになったそうです。
周辺には銀閣寺や安楽寺、法然寺、永観堂などの名刹や旧跡が点在しています。
また、この哲学の道は、日本の道100選にも選ばれており、暖かい春になると小径の沿道には約440本あまりの“さくら”が咲き並び、多くの花見客で賑わいます。
石畳の小径にも春の陽ざしがさし込み、彩る“さくら”の花たちも桜色に輝き始めました。
人影も疎らな平日の朝、昨夜に降った雨が川の辺に咲く“ユキヤナギ”の花弁を濡らし、その雨粒がキラキラと光っていました。
さらさら...と、流れる春の小川には素早く泳ぐ小魚が見え隠れし、季節の草花が清らかな流れの小川を美しく縁取っていました。
“さくら”咲く季節が過ぎ、5月から6月にかけて∼・∼東山の周辺には若葉、青葉が美しく彩り、夜にはゲンジボタルの小さなあかりが川辺を照らします。
そして、秋には紅葉の錦が水面に映り込み、趣のある風情を楽しむことができます。
小径には程よい間隔でベンチが設けられており、“さくら”を眺めながら暫くの間∼・∼疲れた足を休めます。
進む小径と並行して流れる小川には、小さな橋が幾つも架かり、橋の上に立ち尽くし眺める景色は見飽きる事のない情緒ある風景が広がっていました。
しかし…です!
以前歩いたこの道沿いには、朱い毛氈を敷いた床几に野点傘が彩る茶屋や、可愛い小物を売る店と、オシャレなカフェが立ち並び、風情ある光景が見られたのですが、新型コロナウイルスの影響で開いている店は殆どなく、少々寂しさを感じました。
道すがら、小さな子供を抱いた外国の方や、春を彩る風景を撮るカメラマンの人たちとすれ違いながら∼・∼“さくら”が咲き並ぶ小径を歩きつづけ、気が付けば終着の銀閣寺橋の袂まで来ていました。
小川沿いに咲く“さくら”の小径に木漏れ日がさし、小鳥の囀りを聴きながら・・・心休まるひと時を過ごさせて戴きました(*^-^*)
アクセス
電車、バス:「阪急河原町駅」下車⇒市バス5及び203系統に乗り換え、『銀閣寺道』で下車、東に向かうとすぐです。(このコースがベターのようです)
車:京都駅前~塩小路→川端通→丸太町通→白川通→鹿ヶ谷通りを進み京都市銀閣寺観光駐車場に(その間約20分)
駐車場:1000円/台(乗用車)
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
こんばんわ!
タデ原湿原へのコメントありがとうございます!
大台ヶ原とかめちゃくちゃ羨ましいですね!
わたくしは今年とうとうポタ赤を購入しまして、いろいろと試した中での狙った一発目がタデ原湿原です。
次はどこへ行こうかな・・・と考えております。
今年はチョーわるおやじさんと奥様の息の合った旅行記だけでなく、チョーわるおやじさんの星景写真もかなり楽しみにしてますので、よろしくお願いします。