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能面の装着体験をしてみたくて行って来ました。
場所は21世紀美術館に隣接した金沢観光の一等地にあり、建物は「能楽」って感じではなく、21世紀美術館の一部のように見えます。
こんな所(って言ったら失礼ですが、)そんなに人は来ないだろうと思っていたら、受付で能装束の着装体験を申し込みしようとしたら10分後の14時の回だけ空きがあって、後は埋まっていました。
14時を待たずして、今から体験できますよと奥に案内されました。
能装束は赤いのと青いのから好きな方を選びます。
どちらを選ぶかで、選べるお面が変わって来るそうで、娘は赤い着物を選んだので、3つの小面の中から選んで下さいと言われました。
同じような能面の中から選ぶそうなので何が違うのか尋ねると、それぞれ年代が違うそうです。
一番若い小面を選んだところでいよいよ着付けに入ります。
娘が着付けをしてもらっている間に私達のお面を選びました。
着物を着ない人はそこに並んでいる20種類のお面から好きなお面を選ぶことが出来ます。
角のある般若のお面が一番映えるなぁと思ったのですが、何かの漫画で般若のお面が取れなくなるのを読んだ事があったので、何となく選べず、一番怖くて映える般若のお面は旦那に譲りました。半強制的(笑)
私は、能面はどれも怖い顔をしていたので、取れなくなった時の為に(?)笑顔の黒いお面を選びました。
後で写真を見たら、せっかく笑顔のお面を選んだのに、真っ黒なお面なので表情が判らない。失敗しました。
そうこうしているうちに、娘の着付けが終わり、椅子に座ってお面をつけてもらいました。
まず一礼をして、顔に合わせて行きます。
完成後はポーズのご指導もありました。
ポーズを決めるとそれなりに見えて笑っちゃいます。
その後、私達も能面をつけてもらいました。
同じように椅子に座って一礼し、顔に合わせていきます。
実際に装着してみると、ものすごく視野が狭かったです。
次に旦那が般若のお面をつけてもらいました。
般若のお面、めちゃめちゃ怖いっ!
いい感じに薄くなってみだれた髪のせいで怖さが増しています。
笑ったらバチが当たってお面が取れなくなりそうでしたが、似合い過ぎて笑いが止まりませんでした。
2階にも着物やお面が展示されていますが、こちらは写真撮影禁止でした。
入館料一人310円+1グループ100円で能面の装着体験という非日常を味わえて、能楽など全く興味がない私でもとても楽しめました。
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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281名が参考になると回答しています
21世紀美術館のすぐ隣にある、能楽関連の施設とは思えないほど近代的な建物です。
私自身は能には興味がないので展示をざっと見て次へ行こうと思っていましたが、『和楽器体験』の文字が目に留まり…めったにないチャンスなので触れていこうかな?と思い、3階の研修室へ。
体験できるのは、能に使われる小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓、能笛の4種類。とりわけ鼓は本体に複雑に掛けられた紐を指でつかんで持つので、文字通り手を取って教えてもらう必要があります。張られた皮を手で打つときの微妙な加減で音が全く変わり、和楽器の奥の深さを感じました。初めて自分の手で鼓を打って、それらしき音が出た時には感動!( ´ ー ` )☆
ちなみに、鼓などと違い、笛が庶民的なプラスチック製なのを不思議に思ってお聞きしたところ、この建物では子供向けの能楽教室が開かれていて、笛はその教材用だとのこと。小さい頃から能楽をたしなむとは…恐るべし文化都市、金沢(*^^*)
他のお客さんもなくマンツーマン講習でしたが、家に帰ってからここのホームページを見ると、教えてくださっていたのは重要文化財指定保持者でもある館長さんで、国内外で活躍されている方だとのこと。なんだかスゴイ⁉︎(笑)貴重な体験をさせてもらえたみたいです。
金沢観光でスケジュールにゆとりのある方はお試しを♪ なお、和楽器体験は主に火曜日だそうです。
《料金》
大人300円 金沢文化施設共通観覧券(一日510円、三日820円)の対象スポット
21世紀美術館との共通券 510円
《休館日》
月曜日、年末年始
《アクセス》
北鉄バス「香林坊」下車徒歩5分、または「広坂」下車徒歩2分
※この観光スポットの感想クチコミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
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