正福寺

国宝、正福寺地蔵堂を見に行こう。
秋の稲穂が揺れる北山公園の近くだ。

■概要
都内二つある国宝のうち一つ、正福寺地蔵堂があることで知られる寺社。
一年に三回ほど中身が公開されるが大人気で渋滞するそうだ。
普段はほぼ誰も見てない。
せっかくの国宝なので近くに来たら拝んでおく。

■感想
11月3日に地蔵祭りがある。
年に三回の公開日の最後の日程だ。
別名、千体地蔵。
実際は約700体のお地蔵さんが格納されているそうだ。

北山公園に年に数回は遊びに行くのだが、駅から公園への道の途中にあるのがこの正福寺。

トーハク（東京国立博物館）が国宝展を開催するとチケットが取れるか取れないかの大盛況なのに、正福寺は内部公開日以外はいつ行ってもガラガラだ。
人気ないのう。

曰くとしては、お願いが叶うと小さいお地蔵さんを奉納してたのが千体地蔵の起源らしい。
お稲荷さんの赤い鳥居みたいなものである。

本殿は地蔵堂の隣の一角にある。
こちらには本尊の地蔵菩薩立像が奉納されてるらしいが場んでっとさんは拝んだことはない。
いつも外から見てるだけ。

寺であるので大きな墓地もあるのだが、その角のとこに青面金剛があるのでこちらも必見。
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿と悪鬼を踏みつける夜叉の彫り物である。
長寿や健康、五穀豊穣に家庭円満と色々な祈りが込められた有難いものである。

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