（提供：カワスイ 川崎水族館）
新型コロナウイルスの流行に、まだまだ暑さが続き、なかなか外に行こうという気にならない日々が続きますね…。そんな中、世界中の水辺を旅した気分になれる水族館が川崎にオープンしました。その名も『カワスイ 川崎水族館』。
場所は、川崎駅東口、目の前にある商業施設ルフロンの9、10階フロアです。駅から歩いてすぐなので、暑い日も雨の日も、躊躇なく、行くことができます。9月4日（金）からカピバラに注目したイベントも始まったカワスイの魅力を覗いてみましょう。
世界の水辺を冒険しよう
冒険のスタートは10階から、入口を入ってすぐに広がるのはここ「多摩川ゾーン」です。
身近にあるけれど、実は知らない多摩川のユニークな生態系を見て、学ぶことができます。
次に進むと、「オセアニア・アジアゾーン」へ。古代魚と言われるアロワナの仲間アジアアロワナや、透明な魚トランスルーセントグラスキャットや、魚界の狙撃手、テッポウウオなどユニークな魚が展示されています。
夕刻18：00以降からの夜カワスイの時間には、魚だけでなく、フクロモモンガなどの動物たちとも出会うこともできます。
続く「アフリカゾーン」では生きものたちのふるさとと言われるアフリカの水辺の生態系を紹介。おなかを上にして泳ぐサカサナマズやアロワナと同じく、昔から存在する魚で、上から見ると蝶の様な姿のバタフライフィッシュなど、珍しい魚たちを観察できます。
アフリカゾーン（提供：カワスイ 川崎水族館）
9階に降りると、南アメリカのパンタナルエリアへ。パンタナルとは南アメリカ大陸の中央にある世界最大級の熱帯性湿地です。カワスイで最も大きな水槽に、ペンシルフィッシュやネオンテトラなど水の中で輝く熱帯魚約8000匹を展示しています。
そのまま奥へ進むと、ブラジルにある真っ白な砂丘のレンソイスのエリアがあります。
レンソイスは砂丘ですが、雨季になると、地下水が水位を増し、青色の湖が出現します。湖の出現とともに、魚も姿を現すようになるのですが、この魚がどこからきて、どこへ行くのかは、まだ解明されていないそうです。気軽に足を運べる場所ではないからこそ、ブラジルのレンソイスに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
レンソイスエリア（提供：カワスイ 川崎水族館）
アマゾンゾーンの人気者 カピバラ博士になれるチャンス！
最後は「アマゾンゾーン」です。9階から10階へと吹き抜ける熱帯雨林の温室には、自然光が降り注ぎ、雨露の演出もあり、まるでジャングルの中を探検しているようです。
アマゾンゾーンメイン（提供：カワスイ 川崎水族館）
生きた化石ともいわれるピラルクやピラニアなどの魚だけではなく、カピバラにオニオオハシなど多彩な生きものが展示されています。
9月4日（金）〜9月30日（水）まで、ここアマゾンゾーンで人気のカピバラに注目したイベントが昼カワスイ（10：00−17：00 最終入園16：00）の時間に実施されます。その名も「カピバラのふしぎ」。
もふもふとした印象で癒し系なカピバラですが、実はもふもふではなく、大人のカピバラはたわしのように硬い毛をしています。カピバラの故郷、南米アマゾンを旅する気分で、カピバラを観察し、その生態に関するクイズラリーやワークショップをお楽しみください。イベント開催に伴い、カフェやレストランでは可愛いカピバラをモチーフにしたスイーツなど期間限定のオリジナルメニューが登場します。
【イベント実施概要】
1.館内にてワークショップやクイズラリーの実施
2.カワスイ内のカフェやレストランにてカピバラにちなんだメニューの販売
詳細は公式サイトをご覧ください。（
https://kawa-sui.com/news/39）
アマゾンゾーンのカピバラ（提供：カワスイ 川崎水族館）
最新デジタル技術で、新しいカタチの水族館を体験しよう
最新デジタル技術を用いた、カワスイ独自の展示方法も見どころのひとつです。
その一つが『リンネレンズ スクリーン(LINNÉ LENS Screen)』です。水槽内のカメラとAIを使って、水槽内の生きものの解説をディスプレイやタッチスクリーンに自動で表示するシステムです。
スマホに『リンネレンズ(LINNÉ LENS)』のアプリをダウンロードし、水槽にかざすと、生きものの名前と解説をしてくれます。水族館の表示って混んでいたりすると読めなかったり、子どもだと目線に合わなくて、見えなかったりするので、この機能は是非使いたいですね。
リンネレンズスクリーン（提供：カワスイ 川崎水族館）
また、南アメリカゾーン内にある「パノラマスクリーンゾーン」では巨大スクリーンにアマゾンカワイルカやアマゾンマナティの映像が映し出されます。手を振ると、動物が反応してくれたり、そばに寄ってきてくれます。
パノラマスクリーン（提供：カワスイ 川崎水族館）
そして館内はデジタル演出により、昼と夜で異なる空間に変化します。それぞれ昼カワスイ、夜カワスイと時間を区切りそれぞれの時間帯に行動する動物の生態などを観察することができます。カワスイならではの演出で、新しい発見を得られそうです。
ここでしか買えない！カワスイオリジナルグッズが可愛い
カワスイ 川崎水族館では、水族館と併設してカフェやレストラン、オフィシャルショップなどもございます。
９階の「カワスイ オフィシャルショップ」では、カワスイの生きものをモチーフにした限定オリジナルグッズやオリジナルコラボレーショングッズなどを販売しています。
オフィシャルショップ（提供：カワスイ 川崎水族館）
特に目を引くのが、LINEスタンプでもおなじみの「カナヘイの小動物 ピスケ＆うさぎ」とのコラボレーション。カワスイにいるピラルクをはじめ、カワスイの生きものたちが、どんなふうにカナヘイさんの世界観に取り込まれているのか、実際にお店でチェックしたいですね。
他にも川崎をホームグラウンドに戦うサッカーチーム「川崎フロンターレ」とバスケットボールチーム「川崎ブレイブサンダーズ」の公式マスコットと、カワスイに展示されるピラルクのカワスイでしか実現しないコラボレーションはお土産にもいいですね。
カナヘイの小動物 カワスイコラボアート（提供：カワスイ 川崎水族館）
10階の水族館エントランスに併設する「CAFE CRAM」では、カワスイの生きものやエリアの名前がつけられたオリジナルのソフトクリームを販売しております。どのソフトクリームがどの生きもの、エリアをモチーフにしているか、是非カワスイで確認してみてくださいね。他にも、館内に持ち込みも可能なエコボトル入りオリジナルソフトドリンクなども購入可能です。
CAFE CRAMのソフトクリーム（提供：カワスイ 川崎水族館）
また、店内を覆う美しい木々たちが印象的な「こもれびカフェ Sweets ＆ Cafe」では色が変わる不思議なバタフライピーティーや、カワスイに展示される南アメリカの巨大な魚ピラルクを使用した、とても珍しいピラルクココナッツカレーもございます。どのような食感なのか是非味わってみてください。
カワスイ 川崎水族館
【住所】
〒210-0024
神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
【営業時間】
昼カワスイ 10:00 〜 17:00（最終入館 16:00）
夜カワスイ 18:00 〜 22:00（最終入館 21:00）
※併設する飲食店の営業時間は一部異なります。
※新型コロナウイルス感染拡大の社会情勢に鑑み、一部店舗ではサービスの提供内容の変更、見合わせを行っております。詳しくは公式HPをご確認ください。
※新型コロナウイルス感染予防対策を行っております。ご来店の前に必ずHPをご確認ください。
カワスイ 川崎水族館公式HP（
https://kawa-sui.com/）
新型コロナウイルス感染予防について（
https://kawa-sui.com/news/15）
（2020年9月5日 土曜日 菅 佳子）
