たびかんスタッフ3号の大山奏です! こんにちは☆
またまた旅に出かけてみました。
突然ですが、竹内結子さんがCM出演している「札幌プレミアムモルツ」の舞台となった場所を知っていますか? 筆者も旅先を決めてから知ったのですが、その場所が目的地。
今回の旅先は……
「バンッ! 福岡県です♪\_(*゜ェ゜)ノ))」
あの舞台は福岡県柳川市なんですね(^^)v
九州は、本州から出たことのない筆者にとってはかなり未知の世界です(笑)。
海外とは違い言葉の壁は少なそうですが不安一杯で出かけてみました!
では早速旅先案内人になりますね☆みなさん迷わずに付いてきてくださいね〜(*^▽^*)
福岡から西鉄(西日本鉄道株式会社)に乗っていざ柳川へ!
と思いスイカで改札をくぐった直後に目に付いたポスターがコレ↓です。

大宰府柳川観光切符(いちにち紀行)!!
思わず改札口へかけ戻り、相談してみたところスイカのお金を戻してもらえました!
駅員さんありがとうございます〜(*--)人
と言うわけで、柳川大宰府がおトクに周れる『大宰府柳川観光切符(いちにち紀行)』を2800円で購入しました。
ちなみに、いちにち紀行シリーズとして、
『大宰府和膳切符』『柳川特盛切符』『大宰府散策切符』などもあるようなので、観光に行くときには観ておくとおトクに旅行ができますよ\_(*゜ェ゜)ノ))
あまり待たずに電車がきたので、ちょっと小雨を気にしつつ電車でGo!
電車の中で先ほどの切符を見てビックリ。

色んなクーポンが付いて、路線図や地図もコンパクトにまとめてあり、使いやすいんです。
さらに

有明漬無料プレゼント券

大宰府だけでもこんなに割引

歩きつかれたときに嬉しいタクシー割引券まで付いていました!
感動していたら、柳川駅に到着です。

初めて降り立った柳川駅。聞いたことない駅名ばかりで新鮮な感じですね〜。

お土産やさんがたくさんありました。
電車の乗り降りは先ほどの切符を見せるだけでOKです。

1日使う切符
こんな感じで駅員さんがチェックしてくれます。
「青色のはっぴを着た人が案内してくれる」と教えてもらい、はっぴの男性を発見!
「川くだりの人は車が来るまでもう少しお待ちくださ〜い」と叫んでいらっしゃいました。
天気はどうかと外を見てみると、ちょっと雨が降っています。
船の上で濡れてしまわないか心配になってしまいました。

柳川駅前。小雨といっても路面が濡れてて結構降った感じです…。
しばらく待っていると青色のはっぴの男性が、
「川くだりの方は、こちらの車にお乗りください」と言っているのが聞こえたので向かってみます。
白いワンボックスタイプの車でした。
車で走ること10分弱。
川が見えない場所で降ろされ頭の上に「???」がいっぱいつく筆者(○´・×・`○)?
小屋のようなところへ案内されて待機。
お土産や鯉のぼりなどが飾られていました。
ちなみに船に乗ってしまうと行けなくなるので、トイレなどはここで済ませたほうがいいです。

鯉のぼりに飾りがたくさん
小雨が降っているので1人ずつカッパを着せられて乗船しました。
乗るときに船が傾いてちょっと怖いです。
乗っている最中も実はドキドキでした。
川くだりのはじまりはじまり〜。
川くだりにつきものなのが橋!
ルートの中で13個もの橋を潜り抜けます。

橋の中には船との間が20cmぐらいしかないものも
大きい通りでは、同じようにカッパをきた人たちが乗っている船とも出会います。

団体さんで朝なのにお酒が入っている方も(^^;
季節によっては水芭蕉の花が満開になるという見所ポイントや

季節が合えばきれいな花で埋め尽くされます。
数々の石碑がありましたよ♪
通るたびに船頭さんが詩を読んでくださったり、橋の下ではエコー効果を使って民謡を3曲ほど披露していただけました〜。
橋と橋の間は大体5分弱ぐらいです。川幅はどんどん細くなっていく感じがしました。

橋の形はどれも結構似ています
途中にはカキ氷やお土産・お酒を売っている店もあります。
天気がいい日には写真撮影をしてもらえるとか。
船の上でのお酒は、雅な感じがしますよね(*´∀`*)

橋から買い物できるお店
通り道に立っているのは石碑だけではなく……
ジャン!

田中吉政公の銅像です!
関が原の戦いの功績で柳川城を居城とした偉いお方ですね。
他にも赤ん坊の銅像『待ちぼうけの碑』もありました。
(こちらは夜になるとしたからライトアップされて怖いという噂が…)
川くだりの最中、ほとんどの時間話し続けてくれた船頭さん。
色々と小話もあり、歌もありと楽しめました。
川岸には普通に生活している人の家も多く、ボートが家の前につないであることもすくなくありませんでした。
実はそのボートは免許が要らず、いつでも好きな時にお堀周りなどに出かけていいそうなんです。
船頭さん曰く、いちばんの得点はお花見時期! 桜並木がある場所では友人たちと一緒にボートに食べ物を乗せて花見をする人も多いそうですよ。羨ましい(><)
さてさて船のたびも最終コースを曲がり、船着場が見えてくると船頭さんから“うなぎ”おススメのお店の宣伝が(‾◇‾;)
あるお店に行くなら、コーヒー一杯無料券をくれるとのこと。お店の詳しいことは調べていなかったので、コーヒー無料券を使えるお店に決定しました。
船が着いた場所の目の前に薦められた美味しいうなぎが食べられる店があったのですが、11時頃と少し早い時間だったので先にすぐ近くにある北原白秋の生家へ先に行くことにしました。
平日で少し雨がぱらついていることもあり、人通りは少なめでした。
情緒溢れる日本の町並みの中を歩くこと10分程度、ともすれば見落としてしまいそうなほど飾らない一軒の家を発見。

街に溶け込む北原白秋生家

これが目印になりました
最初に買った切符についていたクーポンを使って入館料割引で、白秋の家へ。

入場券ゲット♪

作詞した歌と歴史が

柳川クーポンです
住んでいた頃の家の形がそのまま残っているようで、北原白秋の姿が目に浮かぶ感じがしました。

茶の間
茶の間へは靴を脱いで入ることもでき、井戸や生活用品なども置いてあります。

北原白秋が愛用していたもの
北原家は江戸時代以来栄えた商家で、当時は主に酒造を仕事としていたそうで、その様子を表す小さい模型もおいてありました。

酒造り風景模型
別館には北原白秋が書いた楽譜や曲のEPレコードが飾ってありました。驚いたのは作曲した校歌の数です。50校以上の校歌を作っているんですね。北原白秋恐るべし…

作曲した校歌とEPレコード
と、白秋家を後にして向かったのが、先ほどからずーっと気になっている“うなぎ”です♪
歩いて小腹も空いたのでちょうどいいタイミング。雨も止んで、「ピッチ ピッチ チャップ チャップ ランランラン♪(北原白秋作)」でした。
お昼ご飯と決めていた『六騎』というお店に入って、メニューを眺めながら興奮する筆者(笑)。
いちばんオーソドックスな『鰻めし(せいろ蒸し)』を注文。

六騎のメニュー

コーヒー一杯無料券
コーヒーももちろん忘れずにオーダーしました(^−^)
待っている間に雨の様子を見ながら食べ終わった後の行動を考え、駅まで道を見ながら歩いて帰ることに決定しました。切符の中にはタクシーの割引クーポンまで入っていたので、疲れたらタクシーでもいいですね。
そんなことで気を紛らわせながらも、心の中は「まだかなまだかな〜」でいっぱいです(^^;
ついに来ました! 今回の旅の楽しみ第二弾、うなぎのせいろ蒸しです♪
(ちなみに第一弾は川くだりです)

空ける前のせいろ蒸し
この赤色が食欲をそそりますよね。十分に心構えをしてからふたを開けると……

鰻めし
白い湯気とともにいい香りが漂います。
せいろ蒸し初体験だったのですが、一口目からもう夢中で食べてしまいました☆
ご飯の下はせいろで、その下にお米が落ちてしまうともったいないので、慎重に(笑)
そのくらいお米1粒も残さず食べたいと感じたんです♪
食後には一杯の温かいコーヒー。

HOTコーヒー
幸せをかみ締める瞬間です(*^^*)
十分に余韻を楽しんで外の様子を伺うと、雨は降ったり止んだりをくり返していました。
雨が少し小降りになったところを見計らって店を出発。
近くに有名な立花家の家があるということで早速Go!
正直この場所については事前に調べていなかったのですが、ひろーい敷地内に数々の展示物・洋風の建物・庭園などが隣接していて、結婚式も行われていました。

建物の入り口で立っている武将像
チケットを買って、柳川藩主立花低へ入館です。

入館券

切符についていたクーポン
中には武器や鎧、小物まで見ていて飽きないものがびっしり並んでいます。

違う甲冑をつけた鎧

ドラマや時代劇にも出てくる“かご”

マトリョーシカのような起き上がりこぼし

歴史を感じさせる吹き抜けの大木

廊下に並べられた兜
その中でもっとも筆者の興味を惹きつけたのは!
コレ↓でした(笑)

兜ケーキ
こんなの他では絶対に売っていませんよね!!
さすがに挑戦はしませんでしたが、少し後ろ髪を引かれる思いが……
出口を裏側から出ると、大きな庭園に花がビッシリ! キレイの一言以外でない迫力でした。
そしてこの立花家の庭からも川が見えます。
結婚式を終えた2人がここから船に乗るのだそうです。素敵ですね♪

立花家の庭にある船着場
地図を見ていて気になった足湯があったので、まずはそこを目的地に設定しました。
タオルなどを持って行っていなかったので心配していたのですが、そんな問題は関係なく突然現れた不思議な空間。

足湯
特に塀も門もなく、自由に入って自由にでればいいようです。
近くに住んでいると思われる人々が足湯につかりながら世間話をしていました。
靴とくつ下を脱いでお湯へ恐る恐る足を入れてみると…予想していたより熱くなく、足の疲れが取れていくのがわかります。

足湯中
20分ほど足を休めて再出発です。

川沿いに歩いていくと、日本の道100選に選ばれた歩道を発見しました。
足元にはキレイな花が咲いて、川を見ながら歩いていると心がリラックスしていくのがわかります。観光というと色々な名所を回ってせわしない感じがしますが、情緒を楽しみながらゆっくり歩いてみるのもいいものですね(^^)
駅が近づくと乗るときには見えなかった乗船場もはっきりチェックできましたよ〜

乗船場
駅まで歩いたところで、次の目標地点大宰府までと歩く途中で有明漬がもらえるクーポンを持っているのを思い出して、お店で有明漬ゲット☆
あとは電車に乗るだけだ! と、その前に子どもの頃からシールや判子大好きなので、スタンプラリーを見つけてしまっては押さないわけにはいかず…。

6個のスタンプのうち、柳川の2つをペタリ。
バッチリ押してから改札へ向かいました。

切符についていたパンフレット

パンフレット内側
路線図もわかりやすく載っていたので、100%方向を見失う方向音痴の筆者でも不安なく移動できます。
途中大宰府方面への乗り換えがありましたが、電車内の案内もわかりやすくて助かりました。
電車に乗ること30分ほど、無事大宰府へ着きました〜♪
なんだか駅の看板が可愛らしくて思わずパチリッ。

梅の絵がいい味を出してます♪
駅を降りたら人の波に流されるまま太宰府天満宮へ向かいました。

平日とはいえ観光客でいっぱいの商店街でやたらと目にする『梅ヶ枝餅』の看板。
どこのお店でも売っているので興味を持って食べてみることにしました。
モッチモチで梅の酸っぱさとあんこが絶妙な味を引き出しています。

温かい方がおいしいので軽く焼いてから食べることをオススメします☆-( ^-゜)v
おやつもいただいたところで、かなり長い商店街を抜けて太宰府天満宮の鳥居をくぐります。

太宰府天満宮鳥居
天満宮の中は牛多し!
大きくてポピュラーなものから、小さいものまで探してみると結構な数がありましたよ(^^)

いちばんポピュラーな牛

鳥居からちょっと離れたところにある小さめの牛。ちょっと可愛いですね(笑)
もちろん頭がよくなりますようにと言う願いを込めてナデナデしましたよ〜♪
朱色の橋も特徴的でしたが橋の上から見る池の噴水も素敵です。

鳥居の上から見た噴水
天満宮の中には中国の麒麟に似た像もありました。

炎の馬?
時間が遅かったのでいけなかったのですが、近くにはお寺と博物館があるようです。

次の機会があれば是非行って見たいですね♪
と言うわけで、長くて濃い1日が終わり帰途につきました。たくさん歩いて少しはダイエットも出来たかも!? と思いつつ、この日はぐっすり眠れました〜(*^^*)
次に福岡に行くことがあれば、兜ケーキに挑戦してみたいと思います☆
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます!
でわでわ〜♪