バブル絶頂期の花博会場である。
会期には2300万人がやってきた人気施設。
現在は日常的な都市公園として親しまれている。
■概要
大阪市内の最高峰から大阪平野を見下ろそう。
鶴見新山は標高39mの大阪市内最高峰の人工山である。
花博記念公園鶴見緑地内にある。
緩やか?な遊歩道で山頂まで登れ、大阪平野を見渡せる人気の散策スポットである。
かつてのゴミ処分場(1969〜1973年)を埋め立てて造成された土地である。
1990年の花博開催を経て再整備され、当時の設備をいくつか残したまま都市公園として継承されている。
(公園の各所に花博レガシーが残ってるがやや手入れ不足な面もある。)
当時は入場有料だった施設。
一日遊ぶことを想定しており敷地は東京ドーム約26個分。
園内バス廃止に伴い電動モビリティ「つるモビ(要予約、要トレーニング)」が導入された。
今後の活躍が期待されている。
■感想
20260409訪問。
目指すは鶴見新山である。
風車の丘の近くだ。
鶴見新山だけならば、駅から往復一時間もあればOK
ショートステイ前提だとどこを回るかは吟味する必要がある。
●無料のキャンプ場がある穴場である
全部で10サイト。
予約制、原則一泊二日まで。
大型連休中はほぼ埋まってる。
都市部にあって平日は空いてるので比較的取れやすい。
桜の時季は花見キャンプで盛り上がりそうだが盛り上がってない。
BBQと併用でパリピが酒盛りと肉盛りを推奨してるが府民は大阪城の花見に出かけてるもよう。
だだっ広い鶴見緑地を隅から隅まで制覇するにはワイルドにキャンプもありだろう。
最悪は寝袋一つでごろんも可能。
●おすすめは山のエリア散策コース
鶴見緑地はだだっ広い。
どこを行けば分からない初心者には公式HPのモデルコースを見るが吉。
今回の場んでっとさんは鶴見新山が目的。
最短ルートの駅から往復1時間を目安に出かけたが駅に着いたら桜が満開。
「おおう。なんと美しい」
予定を変更して、山のエリア散策コース(各国庭園+風車+鶴見新山)に変更。
往復3時間弱にして園内を巡っていくことにした。
各国庭園の中にあるユニオンスクエアガーデンがびっしり桜が植樹されているのだ。
ちょうど桜の季節。
風車の丘はネモフィラとチューリップの花畑になっており見目麗しい旅となった。
●山のエリアは坂道できつい
山のエリアはぜんぜん緩やかではない。
低山登山と同じぐらいの負荷がある。
体力が地味に削られる。
風車の丘まで電動モビリティ「つるモビ」がモーター全開でぐいんぐいん登っていく。
(いいなあ、あれ。乗りたい)
今のところ無料。
予約と講習を受けないと乗れない代物だが下手くそは縁石にぶつかりまくってた。
●世界の庭園
花博時に日本と交流のある世界の国々がオリジナル庭園を設計・造成してくれた。
伝統的な庭園から独創的なものまで、海外旅行をしてるようなミニ景観が名物になっている。
場んでっとさんのおすすめは韓国と中国である。
当時の韓国庭園は泥さらいをしてるところだったが園庭に池と東屋があって韓国史劇のような場面を切り取っている。
なかなかに情緒がある。
中国庭園は立ち入り禁止の柵に覆われてるが伝統的家屋に贅を尽くしている。
屋根の龍が家壁に胴を巡らせていて物語性がある。
残念なことに草ぼーぼー、荒廃した様子まで含めて味がある。
●風車の丘
2024年に周辺広場をリニューアルしたばかりで綺麗である。
バラ園は植物がまだ小さくて春バラは期待できなさそう。
大花壇は毎年なんか咲いてる。
今年はネモフィラと黄色いチューリップで豪勢に咲き誇ってる。
雑草みたいに強いネモフィラはGWまでぜんぜん大丈夫そう。
●鶴見新山
風車の丘からすぐである。
桜のトンネル階段を抜けると標識あり。
大阪平野を一望出来てなんとなく地球の丸さまで感じられる。
ここが大阪市内最高峰の山である。
駅からすぐのインスタント登山きわまれり。
周辺にはベンチがいくつかあって、ここで休憩したりランチしたりする。
標高39mと低い山だがしっかり登山の格好してる人がいたりして気分だけならエベレスト級である。
世界の庭園を巡って花々を愛でて高所からの景色も良くて満足度ある。