東山温泉駅はバス停名である。
電車は通ってない。
古き良き待合所のあるバスターミナルは風情がある。
■概要
約1300年前に名僧・行基によって発見されたと伝えられている。
江戸時代には「奥羽三楽郷」(山形のかみのやま温泉、湯野浜温泉とともに)のひとつとして隆盛を極めた。
戊辰戦争時には、新撰組副長の土方歳三が負傷を癒すために訪れたといわれ、豊臣秀吉や白虎隊の面々も湯治に利用した記録がある。
明治時代以降は竹久夢二や与謝野晶子などの文人墨客に愛され、湯の街としての風情を育んできた。
藩政時代には「天寧寺の湯」と呼ばれ、湯治場として栄えた。
■感想
●駅出発の巡回バス推奨。徒歩者いない。遭遇イヤ。
湯川の両側は山に囲まれておりクマの気配がして剣呑。
「いるよな?ここいるよな?」
調子が良かったので駅からとっとこ走ってやってきた。
飯盛山を徒歩観光してそのままやってきた。
移動距離は一日15kmぐらいだろうか。
あたりは緑が濃すぎて黒く見える。
熊が隠れていても見えづらい。
ヤバいところに来てしまっただろうか、と一瞬考えた。
湯川(お湯が流れる川。源泉からじゃぼじゃぼ捨ててたんだろう)に沿って発展した温泉街である。
近隣住民が自家用車に乗って通うタイプの温泉。
奥に奥にと進めば東山ダムにぶち当たる。
場んでっとさんの野生の勘通り、ここ一帯はアーバンベアで揺れている。
温泉街の空き家にクマが居座る事例が出て問題視されているのだ。
出来ればバス利用した方がいい。
現地に行くまでこんなに野生動物の気配するとは思わなかった。
●ひなびた温泉街
射的場が一軒あるがいつ営業しているのかよく分からない。
お土産屋さんもない。
おそらく、遊行施設はホテルの中に存在すると思われる。
廃墟とまでは行かないがややシャッター街のような雰囲気になっている。
それでも鬼怒川温泉よりはずっと町が生きてる感じはする。
住宅地って感じね。
●湯川と宿泊所
湯川沿いに旅館が並び、数寄屋造りの建物や射的場などの昔ながらの温泉情緒が漂う閑静なエリアである。
ここの眺めがとても良い。
明治大正時代の面影が残っている。
温泉よりも街並みの景色が目当てだったので大満足だ。
土方歳三ウォールアートの近くに源泉がある。
毎分約1500Lの豊富な湧出量を誇る。
この壁画周辺が中心地となっており、無料の足湯からも眺められる。
冬は雪が積もって大変に風情が増すそうだ。
福島の雪は深いというから、降りはじめぐらいならばまだバスも走ってるのではないかな。
会津の奥座敷、とても美しいところだった。