安産・子育ての守護神として信仰されている。
入谷鬼子母神では、子育ての善神になった由来からツノのない「おに」の文字が使われている。
雑司ヶ谷鬼子母神堂といっしょ。
■概要
江戸三大鬼子母神のひとつ。
都内はふたつ、入谷鬼子母神、雑司ヶ谷鬼子母神堂。
最後の一つはなぜか千葉にある。
「恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)」で知られる寺院。
「恐れ入りました」という言葉と東京都台東区の地名「入谷(いりや)」と、同地にある「鬼子母神」にかけた江戸のしゃれ言葉である。
相手の言うことに感心したり、負けを認めたりする際に、軽妙なニュアンスで使われる。
縁日は毎月8の付く日(8日,18日,28日)。
この日に参ると加護が強くなるとか。
毎年7月には、日本で有名な「入谷朝顔まつり」が開催される。
■感想
日暮里から浅草二の酉まで余裕で歩ける。
その途中、火事で営業停止となった鶯谷園を見ていくことにした。
鶯谷園は一人予算八千円ぐらいの焼肉屋である。
肉の質が段違いととても評判が良かった。
駅から若干離れてて知る人ぞ知る名店である。
そこが原因不明で出火して建物のガワは残ったが店内は大ダメージを食らった。
2025年内は完全営業停止である。
(原因不明ではあるが外国人観光客がやらかしたのでは?と噂が流れている。都内が大渋滞でオーバーツーリズムは嫌われてるからね。そういう憶測が飛ぶのだろう。あくまで原因は不明)
秋から冬にかけては住宅地も山も原っぱも火事でよく燃える。
これは気をつけねばならないなあ、と焼けた鶯谷園の煤を見ながら気を引き締めるのだった。
●ザクロ
日本に鬼子母神が伝わったとき、翻訳がうまくいかず「吉祥果ってなんなの?わかんない」となった。
正体はミカン科の柑橘である。
鬼子母神は赤ちゃんと吉祥果を片手ずつに持ってるのがトレードマーク。
しかし日本に渡ってきた情報では吉祥果の正体が全然わかんなかったので代わりにザクロを持たせた絵を描いたのだ。
おかげで鬼子母神を祀ってる寺社仏閣では高確率でザクロが植わってる。
ローカル宗教への派生である。
入谷鬼子母神にもザクロが植わってる。
食べられるけど誰も手は付けない。
(場んでっとさん実家の近くに大量に実をつけるザクロの木があった。
毎年、過熟して弾けて種がでろでろ飛び出していたが見た目がアレで人間も鳥も手を出さなかった。
大人になってからまさかアレ食えるのか、とカルチャーショックを受けている。あの見た目で食えるのか)
●駅から遠いのにわざわざお参りする人々
子だからに恵まれるとか育児や厄除けにご利益があるとされる。
近くにラブホテル街の鶯谷や色町の吉原もある。
そんな色っぽい町で子育ての神様が祀られてるのは人生のわびさびが詰まってる気がする。