イカの駅つくモールも九十九湾にありますが、それから更に車で5分ほど走った所にある、のと海洋ふれあいセンターという施設に向かいます。
お目当てはこの施設ではなく、このすぐそばから乗れる遊覧船です。
十数年振りにこちらの遊覧船に乗りました。高齢のご夫婦2人でやっておられます。
<駐車場にある看板>
<ここで遊覧船の申し込みをします>
到着した時は船が出たばかりだという事で、40分ほど待ちました。その間に九十九湾の遊歩道を歩いて時間を潰しました。
九十九湾は透明度が高く、波がおだやかで、磯遊びやシュノーケリングなどが楽しめます。魚やカニなどが沢山いるのが見えて楽しいですし、秋になるとイカが泳いでいるのが見えてワクワクします。
<九十九湾には楽しい思い出がいっぱいです>
海の中の飛び石と遊歩道を一周して戻ってきました。とても景色がよかったです。
<海の上を歩いてお散歩>
<透明度が高くて色んな生物が観察できます>
しばらく待っていると船が帰ってきて、降りてきたお客さん達が興奮した様子で、「すごい楽しいですよ!楽しんで来てください」と声をかけてくれました。
この遊覧船はおじいちゃんの操縦する船で遊覧しながら海に浮かぶ生け簀まで行き、そこに居る魚たちにエサをあげたり触れ合ったりできるめちゃくちゃ楽しい遊覧船なのです。
遊覧のコースは前回つくモールで乗った遊覧船と同じような感じで、海からつくモールのイカキングが見えたり、百楽荘のプライベート釣り桟橋にいる人やカヌーに乗った人が手を振ってくれたりしました。
<遊覧船から見られる「人面岩」>
生け簀に到着してからが普通の遊覧船と違う所です。
おじいちゃんが船に乗り込む時に私たちの前にポンと置いたバケツの中に入っている太っといキュウリやカボチャなどをおもむろに刻み始め「こっちの鯛にあげて」と言うのでわしづかみにして生け簀に投げると、ものすごい勢いでバシャパシャと水しぶきをあげて大きな真鯛が野菜に群がってきます。
<きゅうりに群がるタイ(ホントは動画でみて欲しい)>
<船長のおじいちゃんが触り方を見せてくれます。>
別の生け簀ではエサに集まってきたアジを触ったり、たこつぼに入っているタコに触って吸い付かれました。
その隣はイルカまではいきませんが、大きなブリにおじいちゃんが刻んだ魚みたいなのを投げると一斉に大きな魚影が泳いでいき、ちょっと怖いくらいでした。
もちろん九十九湾の景色も美しく乗る価値ありですが、この魚との触れ合いが他では味わえない楽しみで子供からお年寄りまで誰でも楽しめます。
船酔いが心配な人もいらっしゃるかも知れませんが、海水浴でも酔ってしまう私でも大丈夫でした。
九十九湾は波が穏やかなので全然心配いりません。
料金は1年前に看板を見た時は千円でしたが、今年は値上がりして1200円になっていました。
能登方面に行かれた時には是非体験して欲しい、私一推しのスポットです。