相川水辺公園とは、岐阜県不破郡垂井町役場の北を流れる相川の河川敷一帯に広がる公園。
広い芝生や遊具、パターゴルフ場などがあり、自然の中で遊びながら水辺での水遊びやバーベキューもできるので、赤ちゃんから大人まで家族そろってのレジャーにぴったりです。
しかしやはりこの公園が有名なのは、3月下旬~4月中旬ごろに、樹齢50年を超えるソメイヨシノ約200本が咲き乱れるだけでなく、同時期に約350匹の鯉のぼりが一斉に相川の上を泳ぐ、圧巻の光景が見られることです。
しかも、桜並木と空を泳ぐ鯉のぼりの共演のみならず、背景には養老山脈と伊吹山を眺めることができ、天気がいい日には雪が残る伊吹山と一緒に見ることができるのです。
そしてまさに私は初めての訪問にもかかわらず、満開の桜と空を泳ぐ鯉のぼりと残雪の伊吹山、この3つのコラボを見ることが出来た果報者です。
当日は本当に春とは思えない快晴の青空。
伊吹山とその残雪がくっきりと見ることが出来ました。
難を言えば、この日は全国的に強風に見舞われた一日。
いくら風が吹くほうが鯉のぼりが威勢よく空を泳ぐとはいえ、あまりにも風が強すぎ、鯉のぼりが泳ぐというよりは、暴れまくっているという感じ。
綺麗にそろって同じ向きでなびいてくれると写真写りも良いのだけれど、あっち向いたりこっち向いたり、ひっくり返って白いお腹が上を向いたりと、バラバラに好き勝手に泳いでいるという感じ。
シャッターチャンスを待ってカメラのファインダーを覗いていても、強風で体が直立できないこともしばしば。
でもその強風を差し引いても、満開の桜と抜けるような青空の元、元気に泳ぐ鯉のぼりと残雪残る伊吹山。この季節が交じり合った、都会ではとうてい見ることが出来ない光景は、本当に素晴らしいの一言です。
それにしても、もっと小さな川幅を渡している鯉のぼりは見たことありますが、こんな広い川幅で、大きな鯉のぼりをロープで引っ張って渡しているのはすごいなと思います。しかもこんな強風でもピンと張られたロープでまっすぐ泳ぐその姿には感心しました。
私は桜と鯉のぼりを見に来たのだけれど、季節に関係なく、この河川敷公園は広々として、景色も良く、子供連れで遊びに来ても、夫婦で散策に来ても楽しめる場所であることは間違いありません。
最後に、私はJRで来たので関係ないのですが、ホームページなどの案内には「駐車場50台」と案内があり、実際河川敷にそのくらいのスペースの駐車場がありましたが、公園に来ている人数から考えるに、とても駐車場50台では足らないように感じたのだけれど。
来ている人が徒歩圏のご近所さんばかりとは思えないし、最寄りの垂井駅は東海道線とはいえ、30分に1本しかないローカル線だし、公園の駐車場以外にも近くに駐車場があるのかな。余計なことかもしれませんが、少し気になりました。
詳細情報
名称：相川水辺公園
住所：岐阜県不破郡垂井町
開園時間：自由
入場料：無料
アクセス ＪＲ垂井駅北口から徒歩約５分
名神高速道路関ケ原ＩＣから約１５分、養老ＳＡスマートＩＣから約１０分、東海環状自動車道大垣 西ＩＣから約１５分
駐車場(普通自動車) ５０台
