金賞は若草山の紅葉・日没&夕日・夜景・特殊な撮影方法の山焼き!第116回口コミ付観光写真コンテスト結果発表
金賞
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若草山は、奈良県奈良市の奈良公園の東端に位置する標高342mの山。なだらかな山腹が芝に覆われており、奈良を代表する景観の一つであり、菅笠のような形の山が三つ重なって見えることから俗に「三笠山」とも呼ばれています。
また、関西在住の方には、小学生の遠足などで一度は行ったことのあるおなじみの山であり観光地であります。
私自身は、大阪で生まれ育ったということもあり、当然小学生の頃遠足で行った記憶があります。
ただそれ以降はというと、何十年とご無沙汰だったわけです。
神社仏閣好きの私にとって、奈良というのは身近な存在で、特に奈良市中心部は、東大寺や興福寺があり何度も訪れていますが、特に若草山へ行くことはありませんでした。
そんな私がここ数年で二度若草山に行く機会がありました。
1回目は紅葉のシーズン、奈良公園の紅葉を写真に撮ろうと行ったついでに若草山に行きました。
紅葉の時期、11月下旬からの一か月程度、若草山から見る日没&夕日は、角度的に丁度興福寺五重塔の後に沈みます。そのことを思い出し、その景色を見たいがために若草山に登りました。
実際は登ったわけではなく、車で奈良奥山ドライブウェイ・新若草山コースで頂上駐車場まで行き、そこから徒歩で頂上入山口から入山したわけですので、登ったというより下ってまた登ったというのが正しい表現です。
若草山頂上付近からは、本当に奈良市内がよく見わたせます。もちろん東大寺大仏殿も興福寺五重塔も。
この季節独特の「すすき」や紅葉とともに美しい景観です。鹿ももちろん餌を求めて近づいてきます。
鹿といえば奈良公園含めて町中いたるところにいることで有名ですが、自動車専用道路である奈良奥山ドライブウェイにも鹿はいます。このドライブウェイ、片側1車線、急な坂道やカーブも多いにかかわらず、寝そべっていたり、歩いていたりと、突然鹿が目に入ります。明るいうちはともかく、夜暗くなってから出くわすとビックリしますし、だいいち危ないんじゃないかと思います。
2回目は、若草山に行ったわけではなく「見に行った」という方が正しい表現です。
すなわち、実際行った場所は「平城京跡公園」、目的は「若草山山焼き」を見るため。
若草山山焼きは、毎年1月の第4土曜日に行われる奈良を代表する季節歳時であることは、あまりにも有名。
その撮影スポットは有名なものでもいくつかありますが、その中でも最も有名な撮影スポットがココ「平城京跡公園」ではないでしょうか。
当日は多くのカメラマンで賑わい、三脚セットの場所取りが行われ、昼過ぎにはその場所取りが一段落するような過酷なスケジュールです。ただ、「平城京跡公園」自体は相当広い芝生広場ですので、人で混みあうという状態ではありません。
そんな中で撮影というか、山焼き鑑賞というのも風情があるものです。
余談になりますが、私が投稿した若草山山焼きの写真もそうですが、若草山全山が燃え、その上空に花火が上がっていますが、これらは長時間露光と多重露出という技法で撮影したものです。(簡単に言えば、「花火の写真」と「山焼きの写真」を合成させたようなもの。私の写真の場合も3回以上の撮影を組み合わせています)
実際は、花火打ち上げ後、燃焼場所を徐々に移動しながら、最終的に山全体を焼いていきます。花火と山焼きを同時に行うわけではありません。
これで私の今回のクチコミは終わりますが、いかがでしょうか。観光またはピクニックとして若草山を楽しむのももちろん有りですが、季節の特徴や若草山の地形、若草山の歳時として関わるのも楽しいものですよ。
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
銀賞
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竹原市忠海(ただのうみ)港から船で10〜15分ほどで到着する大久野島は、別名「rabbit-island」「ウサギの島」「毒ガスの島」と呼ばれる小さな島です。
第二桟橋を降りた時から沢山のウサギが迎えてくれます。
野生のウサギですが、ウサギの方から人間に寄って来るので、その姿は可愛く、思わず笑みがこぼれます。
第二桟橋付近でもウサギと触れ合う事は出来ますが、まずは無料乗車できる「休暇村大久野島」行きのバスに乗り、「休暇村大久野島」からウサギを見るのが良いかと思います。
「休暇村大久野島」は、もちろん宿泊できますが、宿泊者で無くても、喫茶や売店、日帰り温泉、レンタサイクリングが利用できますし、事前予約で、テントサイトでキャンプも出来ます。
ウサギのエサも売られていますので、エサをあげると沢山のウサギが寄ってきます。
特に子供さんがいらっしゃる家族は、エサをあげながら大はしゃぎでウサギと遊んでいますが、それにしても可愛いウサギ達。
エサをばらまくと、数十羽のウサギが、我先にエサを食べに大渋滞になったり、積極的にエサをねだったり、中には立ち上がってエサをねだったりと面白いです。
しかし殆どのウサギは、どこかしら眠そうな感じがします。
ウサギは夜行性とされてますので、目をつぶって居眠りをしているウサギも居たりと、そんな姿も可愛らしいです。
休暇村大久野島から第二桟橋まで戻る途中に、大久野島ビジターセンターがあります。
当施設は無料で入館でき、大久野島やその周辺で出会える植物や生き物の紹介、瀬戸内海の自然の事などが展示紹介されていたり、またクイズ形式で表示されてますので、時間を取って入館をオススメします。
また大久野島ビジターセンター対面に「大久野島毒ガス資料館」があります。
「毒ガス」とは物々しいですが、実は大久野島は、太平洋戦争で使用する毒性ガスが製造されていたと言う負の歴史があります。
館内は製造された毒ガスの種類、容器、毒ガスの瓶詰めする写真や、それによる後遺障害などが紹介されていますが、やはり展示物で一番目立つ毒ガス製造用防護服は、余りにも簡素に作られたと分かるような防護服で、作業従事者の殆どが、防護服を着ていても被害に被ったとされています。
また毒ガス製造は、大日本帝国陸軍によって秘密裏に製造されていたため、大久野島は、当時の日本地図から抹消されていた記録もあります。
大久野島をサイクリングすると、展望台などの景勝地がありますが、所々に毒ガス製造に関する、貯蔵タンクや台座、火薬庫跡、砲台跡、毒ガス貯蔵庫跡など当時の遺構がありますので、それを含めて見学されると良いと思いますが、その中で発電所跡は第二桟橋から近く、一番大きな遺構ですので、当時の負の遺産を知る意味でも、またこのような事実があったことを知る意味でも、多くの方に訪れて頂くと良いと思いました。
第二桟橋まで来ると、相変わらず自由気ままに寝転がったり走り回るウサギや、全力ダッシュして来たり、警戒しつつもチラチラ見ながら愛くるしい姿を見せてくれます。
一羽のウサギが海を見つめていました
ウサギ目線で海や島を入れて撮ると、まるで遠くの島にでも行きたい気持ちでいるのか、そんな意味有り気な一枚が撮れました。
そう言えば、
「何でウサギは一匹二匹では無くて、一羽二羽と数えるのかしら?」
と嫁さんが聞いてきました。
獣肉を食べる事が出来ない僧侶が、
「二本足で立つウサギを鳥類だとこじつけた」
「ウサギの大きく長い耳が、鳥の羽に見えるため」
「ウサギは、鳥の「鵜」と「鷺」(ウとサギ)が合体した鳥だから」
と言う説を聞いた事があります。
どれが本当か分かりませんが、これはウサギに聞いてみれば分かるかもしれませんが(笑
もう少しウサギを遊んでみたい。
と思いましたが、そんなまた来たくなるような島が、大久野島の魅力かもしれません。
大久野島では、ウサギを見るだけなら数時間で周れますが、合わせて毒ガス資料館や、毒ガスに関する負の遺産も知って頂けたらと思いますので、是非時間を取って訪れて頂けたらと思います。
〇アクセスなど
・JR呉線忠海駅から忠海港まで徒歩5分。盛港行きで10〜15分。
・盛港(大三島)より忠海港行きで10~15分
・忠海港、盛港に無料駐車場有
※フェリーでレンタカーなどは積載できますが、大久野島内は走行禁止。第二桟橋に停車
※朝夕は、大久野島を通過する船舶があります。事前に時刻表を確認ください
・宿泊施設は休暇村大久野島しかありません。
・トイレや自動販売機などは、桟橋から休暇村内に数カ所あり。
・毒ガス資料館入館料。19歳以上100円、19歳以下50円。館内は写真撮影禁止。
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
銀賞
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古都の四季に彩りを添える日本庭園❝吉城園❞を、散策。
11月15日(木) 天候:晴れ
❝吉城園❞は、〘興福寺〙の子院〔摩尼珠院(まにしゅいん)〕があった処と、されています。
歴史ある土塀や白壁が多く残る道を進む...と、緩やかな坂道の先に❝吉城園❞の入口門が見えてきます。
門をくぐると、正面に小さな建屋があり、そこで入園受付をすませます。
園内に進む石畳の階段を上ると、そこは秋色に染まった
『池の庭』が目に飛び込んできます。
隣接する≪名勝 依水園≫に勝るとも劣らない美しい庭園は、四季を通して多くの観光客が訪れているようです。
園内は三つの庭で構成され、自然の起伏や曲線を巧みに取り入れた庭づくりで、石畳の小径を回遊しながら散策します。
『池の庭』の一角には大正期に建造された風雅な建物が佇み…その広縁の周りには、手吹き円筒法という製法で作られたガラス窓が配され、表面が僅かに波打ち…歪んだガラスに庭園の秋景色を映し出し、・・・独特の雰囲気を醸し出していました。
この建物は、〔奈良県指定有形文化財〕に指定されており、屋内は一般公開されていません...が、開放されている広縁に腰を掛け、静かに眺める景色は…日本庭園独特の落ち着いた空間が広がっており、池泉の周囲を彩る木々や草花が秋の色に染まり、少し小高い処にある〈あずまや〉が、『池の庭』に風情ある趣を添えていました。
池泉を回遊する石畳の小径を歩いている...と、苔むした庭石が美しく配され、枯れ落ち葉も庭園の彩りに一役かっているかのようでした。
‘しっとり’と、した石畳の小径を進むと、《離れ茶室》が見えてきます。
近くで見る《茶室》は、茅葺き木造平屋建の…趣ある造りの建築で、❛羅浮山(らふざん)❜と、名付けられていました。
通常は外観のみの見学になっています...が、貸し茶室として、お茶会が開かれる事もあるようです。
《茶室》の横をすり抜けると、『苔の庭』に出ます。
広い庭一面が杉苔ですが、この季節…苔は少し色褪せているようでした。・。
しかし、初夏から梅雨時期にかけては、一面が美しい緑の杉苔に覆われるそうです。
小径を進みます~・~少し奥まった処に『茶花の庭』があります~・~茶席に添える草花…“桜・山吹・花水木・紫陽花・半夏生・彼岸花”等を植えられているようですが、この季節に見られる草花はありませんでした。
季節を変えて訪ねてみるのもよろしいか...と、思われます。
起伏に富んだ石畳の小径を進み、樹木の茂った苔庭に向かいます。
石畳の階段を降り、暫く進むと~・~純白で八重の“サザンカ”が咲き、紅や黄色に染まった“もみじ”の木々が杉苔との程よいコントラストを描き、美しい秋景色を演出していました。
“紅葉”の回廊をめぐり『池の庭』に戻り着きます。
高台にある〈あずまや〉に座り、鳥の囀りや葉擦れの音を聴きながら暫くの間休憩~・~そして、庭園を後にしました。
秋色に彩られた美しい日本庭園を回遊し、❛ほっこり❜と、した…ひと時を過ごさせて頂きました(*^-^*)
営業時間:9:00~17:00(入園は16:30まで)
休園期間があります:2月15日〜2月28日まで。
入園料:大人/250円・子供/120円
(小学生未満・65歳以上及び外国人観光客は無料)
※ 杉苔保護のため、三脚、一脚は厳禁です。
アクセス等
隣接する❝名勝 依水園❞の口コミに準じます。
※この観光スポットの感想口コミは各投稿者が経験した体験を基にした個人的な意見であり、【たびかん編集部】のものではありません。
銅賞
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紅葉の時期はロープウエイと駐車場は混みますが、その価値は十分あるところです。周囲の散策で1時間くらいでしょうか、ゆっくり見て回ると。かなり段差もあり足腰悪い高齢者ではややきついかも。私は山頂まで、上り1時間半くらいだったかな、正確には忘れましたが、きれいな場所の写真撮りつつ登りました。
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銅賞
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下賀茂神社近所の三井家下鴨別邸が
期間限定で公開されている
大正時代の近代建築物で
移築されましたものです。
素敵なお庭に当時をの姿を残した
浴室などの生活スペースは
大変貴重な物です。
お庭は紅葉がとても綺麗で
お茶会もされていました。
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