栃本公園

栃木公園だと思って訪れたら栃本公園だったという思い出の公園。栃木の名を冠する栃木県を代表する公園だと思い込んでいた。
このトラップには多くの人がかかっている。


■概要
広大な広場と賃貸農園を備える緊急避難所的公園。
園内には唐沢城址の一部があり立て札がなければ何が何やら分からない。
背後にそびえる唐沢山が公園の広場に大きな影を作っており、日が登っても氷の大地を保持している。
冬はとても寒々しく凍っているので農地も休憩所もトイレすらも鍵がかかっている。
猛獣の目撃例がある。

■感想
公園なのに一人も遊んでない。
唐沢山の陰になっている部分は地面が凍って霜が溶けない。
なんて寒々しい公園だろうか。

公園よりも公園の前の道路の方が人が多い。
なんだこの公園は。
なぜ子供が遊んでないのか。

とりあえず全長1.5㎞の公園を歩いてみる。
障害物がほぼなく見通しがとても良い。
区分けされてる農園もあるし避難所的性格があるにちがいない。

人がいないと広大だ。
この景色を見てると、突然にイノシシやクマやシカが現れて、こちらに突進してきて一人パニックホラーになって食い殺される場面をついつい想像してしまう。

獣の健脚に場んでっとさんは絶対にかなわない。

イノシシには重心を潰され、クマにはベアナックルで叩き殺され、シカには前足で頭を叩き潰されるのが容易に想像できてしまい、山側にはあまり近づきたくない。
突然出てきて狩られるのを想像してしまう絶景だ。

人もいないしそろそろ退散しよう。
鍵のかかった休憩所の近くを通りかかったらポスターを発見。

デンジャークマポスター。
クマ。

出る！！
ここの公園は出る！！！

わかった！
トイレと休憩所に鍵がかかってるのはクマのせいだ！！
クマが侵入するから平日でも鍵がかかってるのだ！！
逃げ場がない！！
冬場の栃本公園は暗黙の了解でクマが出ると知れ渡っているから人がいないのだ！
危険だ！！
ダッシュで逃げた！！！

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