多気山不動尊

高尾山も成田山も参ってきたが、山of山で難易度が高い。ただひたすら頂上を目指す直線と階段がキツイ。
駅からも遠く、素人向けの不動尊様ではないな？

■概要
高尾山や成田山と並ぶ古式ゆかしい不動尊。
霊山である。
赤い鳥居から長い長い坂道を上り、さらに126段の階段を上り切った先にある。

地元民が日常的な足腰の鍛錬に階段を何往復もするのを見た。
老婆も中年男性もひいひい言いながら階段を上りきっている。
田下町の住民はまるで修行僧のようではないか。
膝の限界に挑むその姿は場んでっとさんに深い感銘を与えた。



■感想

宇都宮は毎年10月にジャパンカップサイクルロードレースを行う。
多気山から山の中（自転車ではいけない。徒歩のみ）を歩いていくと会場の森林公園に通じている。
その地続きの縁もあってか、自転車の安全祈祷なども行っているちょっと珍しい神社。

駅からレンタル自転車で行ってきたが、きつい。

大谷資料館の駐車場に大きな看板が出ていた。
「多気山不動尊。そんなものもあるのか」
googlemapで見ると近いようなので行ってみることにした。

googlemapは高度は載ってない。
近かったけど上に高かった。
赤い鳥居を抜けたらひたすらの坂道であんぐり口を開けた。

なんじゃこりゃ。

せっかく来たので登ってみたけれど、ひたすらお山である。

ひいひい。
やっと多気山不動尊の入り口までやってきたが、さらに126段の階段である。

気軽に参りたい不動尊ではない。
きつい。

しかし地元の人たちは懸命に上っている。
自分よりも高齢の多気町の人に負けてらんない。
頑張って参ってきた。

霊験あらたかで苦労した分お祈りがきくかもしれない。
そんな気にさせてくれる。

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