八幡の藪知らず

ときどきテレビ番組にも出演する八幡の藪知らず。
2023年11月もまたテレビに出てた。
御朱印ないない、と言われてきたが「あるよ」ってPR始めた。


■概要

藪の広さは奥行き・幅ともに18メートル。
隣の駐車場からから見ると大きくない。
江戸時代からあることは分かっている。
普段は立ち入り禁止だが造園業者がときどき刈ってる。


■感想

クリスマス前、近くに来たので寄ってみた。
先月にテレビ番組で出てたところだ。

信号わたって不知森神社の鳥居を写すとでっかい神社のように撮影できる。
しかし面倒なので横からばしゃばしゃ撮影するのみにとどめる。
真実の姿はそんなに大きくない。

物理で迷うほどの大きさはない。
やはり評判は心霊スポット的意味合いが強いのだろう。

オカルト好きはみんな知ってる八幡の藪知らず。

クリスマス前でミカンが一個お供えされていた。
きっと正月にはたぶん餅が追加されて鏡餅になるはずだ。

「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承とともに有名。


■概要
その筋で知られている心霊スポット。
人が神隠しに合うことで有名。
その由来は諸説あり正解は不明。
地元民から畏怖と憧憬を受けて今もって藪は立ち入り禁止になっている。
昔は雑木林だったらしいが今は竹藪だけが残っている。
竹、強い。
不知森神社の一角だけが入れる。

■感想
ランチをしに立ち寄ったら神社らしき場所に人が群れている。
なんだろうと思ってキョロって見てみたら「あの」八幡の藪知らずだった。
はわわわわわ。
あの、あの八幡の藪知らずか。

有名である。
現代に残る怪異。
入ってすぐに人が消失するわけでなくじわじわ社会から消えるとかなんとか。
嘘かホントかは知らない。
いなくなるという、ただ噂だけが独り歩きしている。


ちょうどボランティアガイドが説明していた。
こっそり参加してみたが何も聞こえなかった。
でかいファイルを抱えて熱心な様子なので気になったが正式な参加者ではないので後ろから様子を伺うだけにしておいた。

近くのガイドさんに尋ねてみた。
「今回が初めてのガイドツアー」
「事前申込制で人数が限られている」
「近くの観光案内所でガイドツアー申込できる」
「ちょうど桜のシーズンなので見て行きなさい」
と地図を見ながら説明を受けた。
藪知らずだけでなく周遊観光するらしい。
楽しそうだ。

肝心の八幡の藪知らずは渋滞するような道路に面しており人通りも多い。
それもそのはず。
ほぼ正面に役所があって人の往来が激しいのだ。

もっと暗がりで人が少なく、怖い雰囲気のところにあると思っていたから意外だった。
人が多いせいで不思議なものは感じなかった。
敷地内で観光するだけなら安全。

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